2024年2月10日老春時代日記。
明日は、建国記念の日。
私の子供の頃は、祝日の説明が、小学校であった。先生が「明日は、○○の日。」
そして、国旗を玄関先に出す日と。
私が祖父母宅で、住んでいた時は、祖父が、朝早くに国旗を出していた。
祖父が亡くなって、核家族となり、貧乏生活だったこともあり、国旗をださなくなった。小学校では、時々国旗の販売があった。
小学校に上がる前は、祝日には、国旗をだすものだと。日の丸を見て、祖父が感慨深い表情をしていた事、誇らしい顔をしていたことが、忘れられない。
父や母はなぜ、国旗を出さないのかといつも、心に気になったいた。よその家の国旗を、祝日の日はうらやましく思っていた。
大人になって、いつの間にか。玄関先の国旗を見なくなった。
だから、私もいつしか、国旗に対しては、(祝日には国旗をだしていたなぁ)と思うくらいで過ごすようになった。
それでも、日本人としてだろうか?寂しいと感じることがあった。
今の地域で、一軒だけ祝日に国旗を出しているお宅がある。私の家から、見えるので、なぜかほっとする。
明日の建国の日の記念に、国旗を注文した。明日には間に合わないけれど、次の祝日から、玄関に国旗を出そう。
そして、建国記念の日とはと調べてみた。
「建国をしのび、国を愛する心を養う日」。初代神武天皇の即位日旧暦の紀元前660年1月1日にあたる。明治に入って、換算した日付が2月11日。
私は、建国記念日は、国ができた日、法律ができた日だと思っていた。
恥ずかしい限りだ。
祝日が、どうしてできたかを、再確認しながら、国旗を出そうと決心した。
祝日は、祝う日だ。国旗を見て、日本人として、誇りと愛国心を忘れないようにしたい。
正しい心を、伝えていきたいと心から、思った。