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野良猫保護8ヶ月。シャーシャー言っていた母猫の鈴の変わりようがすごい。

野良猫保護8カ月。

 

シャーシャー言っていた母猫の鈴の変わりようがすごい。

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ゲージから、猫部屋に開放したら、しばらくは、猫部屋で過ごしていたのだが、一階で一人でずっとすごし、猫部屋に戻らなくなった。

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猫部屋に戻るのは、朝の餌やりの時間だけ。

 

一階はすぐ玄関があるので、脱走したらと心配していたのだけど、玄関を開けても、全然逃げない。

 

玄関が見えるソファから、動かない。

 

野良猫って、逃げ出すのがほとんどと聞いていたので、かわっているなぁと思っていた。

 

同時に、野良猫生活が、それだけ過酷だったのかなと思った。シャー、シャーいうけれども、ここは、寝るところがあり、ご飯もある。子供たちもいるしということかな。

 

鈴とかかわるのは、餌をあげる時だけ。そんな状態がずっと続いた。

 

それでも、時々、猫じゃらしで遊ぶこともあった。

 

鈴は、私が座っているソファに、日中座っている。

 

触ることができずに、どのくらいだったかな。

 

何とか触れないかと、猫じゃもしを買った。

 

ご飯がすんだ後、本当に少しだけ、猫じゃもしでなでた。

 

それを、2月ごろまで。

 

そんなことをしていると、夜寝るために、二階に上がると、二階の踊り場まで来て、凄くなく。

 

なんというか、まるで「下に一緒にいようよ」「下にいてよ」と言っているようだ。

 

二階の寝室は、先住猫の茶々がいて、私と一緒に寝ているためか、寝室には入ってこない。

 

「鈴、お休み」と声をかけると、しばらく踊り場でいるが、そのうち一回に降りる。

 

そのうち朝が来ると、踊り場にきて鳴いて起こすようになる。

 

それでも、寝室にははいいてこない。

 

その声に反応して私は起きる。そのようなことが、一カ月くらい続いた。

 

この頃から、威嚇することがなくなり、足にまとわりついてきたり、とてもかわいい声で鳴くようになった

 

私が動くとついてくるようになり、台所で夕飯の支度をしたりすると、側にいる。

 

たまに、気づかず蹴ったりしてしまうが、怒らない。「あ~あ、鈴、ごめん、ごめん」と大きな声をだしても威嚇もないし逃げない。少し離れるけれど、すぐに近くに来る。

 

以前は大きな声を出したら、すぐ威嚇していた。

 

それで最も変わったのはこの2週間。なんと、私のベッドで寝るようになった。

 

寝るために「鈴、お休み」と声をかけるのはいつものことだけど、その声に一緒に二階についてくる。

 

踊り場で、待機をしている。

 

というのも、茶々が、ベッドに上がることを嫌うから。

 

それで、私と茶々が寝てから、私の腰のあたりで寝ている

 

私は夜中に、一度は起きるので、始めて私のベッドにいた時はびっくりした。

 

茶々が居るのだろうと思ったものだから、「うん、茶々そんなとこで寝ているの?」の撫でたら、鈴だった。

 

思わずえっと。

 

夫が、茶々は頭元だよと。

マジか~と思い、その日は朝まで、寝がえりはできないしトイレも我慢。

 

猫は、信頼する飼い主の側で寝ると、知っていたので、鈴は私のことを信頼してくれているのかととてもうれしく思った。

 

それでも私はいまだに、鈴を抱くことができないのだけど。

 

だって、鈴は気に入らないと、ぺチンと叩くから。爪切りができなくって、爪が立つの。

 

だから、抱いたときに気に入らなくって、引っ掻かれたらと思うと抱けない。

 

でも、抱っこしたい。

 

一度愛情表現をしだすと、猫ってすごいなぁと思う。

 

野良猫だったとは思えない。

 

先住猫の茶々は、顔ほおずりが好きで、私のあごで頭をすりすりしろと要求する。これが朝起きた時のルーティン。それを横目で見ている鈴は、起き上がるとおもむろに、近づいてきて、私の足か手を、ぺチンとする。

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「痛いよ、鈴。」と言ったら、チラッと私の顔を見るけど、知らん顔をして一階に降りる。

 

あら~、やばいな。焼きもちをやいてる。でもね、茶々の抱擁は、しないわけにいかないのよと思う私。

 

子猫二人は、さすがに子猫なので慣れるの早かった。

 

でも、成猫がなれると、子猫よりもかわいい。

 

表情が、優しくなるし、目で分かり合えると言うのだろうか、言っていることを理解してくれる気がする。

 

そんな鈴なのだけど、この2週間、外に出たがるそぶりが見える。

 

鈴を見ていて、もしかして帰ってくるのかなと。

 

「鈴、外に出たい?」

 

「ニャンッ」

そっとを玄関を開ける。

 

私の顔を見て、まるで、出ていいの?と聞いているような目で見る

 

「出ていいよ」

 

ゆっくりと何度も私を見て、玄関から出る。

 

一緒に、外に出て、「車に気をつけて、かえってくるのよ」

 

「ニャンッ」と返事をして歩きだす。

 

それから、一時間くらいして、近所を「鈴」と名前を呼びながら、一周。

 

帰ってくるかなと一抹の不安はあったけれども。

 

何となく変な自信があった。

 

自宅の前で、しばらくいると、隣の知人から、「さっき黒っぽい猫が通ったよ。」

 

「あっ、うちの子だわ」

 

家と家の隙間を見ると、こっちを見ている。

 

「鈴、帰ろう、おいで」

 

というと「にゃん」と返事をして、ついてきた。

 

玄関を開けると、ちょっと、姿勢を低くし、へっぴりこしで、部屋に戻った。

 

鈴は、言葉がわかるのかと感動した。おいでと言ったら来ると、思わなかったし、入ろう、お帰りと言うこともわかると思わなかった。

 

4月に入ってから、一度は、二階のベランダから夫の車にダイブして、散歩に。

 

たまたま、「今日はベランダね」と出してあげて何気に、外に出たら、夫の車の屋根に、鈴が。

 

ひえ~、ベランダから飛んだのね。2mはあるよ。

 

はぁ~、一時間くらいしたら、探しに行こうと。

 

夫に、鈴がベランダから飛んだと言ったら、睨まれる。

 

それから、一時間後に夫が、仕事に行こうと玄関に出たら「おっ」と声が。

 

顔を上げると玄関に鈴。

 

迎えに行く前に帰ってきた。

 

夫から、「ベランダに出したらだめだよ」とくぎを刺された。

 

夫、曰くドアを開けたら、いた。何事もなく、入ったと。

 

鈴は、避妊手術もしているので、妊娠をすることはない。

 

心配なのは、野良猫と間違われた、心ない人にひどいことをされたらと思うこと。

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う~ん、首輪ができればいいのだけどな

 

でも触れると言っても、がっつり触ったことも、抱っこをしたこともないし。

 

と思いつつも、首輪を4本買ってきた。

 

リラックスしている鈴の首のところに、首輪を持っていく。全然じゃれることもしないけど、首回りに手を伸ばすのが、私が怖い。

 

そっと、何回か、首輪を、回したり首の近くに置いてみる。

 

動じない。首を振ることも、びっくりしている様子もない。

 

意を、決して、ドキドキしながら、カッチとつけれた。

 

きゃー、つけれた。鈴ちゃんが私の声にびっくりして目を開ける。

 

でも、何事もなかったようにまた眠りだした。

 

ピンクの首輪。猫バカだけど似合っている。可愛い。

 

これで外に行っても、野良猫と間違われないよね。

 

凄い、あんなに威嚇して、怖がって、いたのに、鈴ちゃん凄い。

 

鈴が外に出してあげようと思ったのは、「サザエさんの家のたまも、外に出ているけど帰ってきているよね」「子供の頃の猫って、外にいてもご飯の時間になると帰ってきていたよね」

 

元々鈴は野良猫で、自分のテトリ―をもっているのじゃないのかな。

 

保護するときにこの家に来れば食べ物があると覚えてくれていたし。

 

子猫たちを保護した時は、鈴が保護されるまでも、家の下に来ていた

 

猫は、犬より耳が良いと聞いたので、私の足音や声を覚えてくれているので、探したら、帰ってきてくれるのではと。(私が探しに行くと必ず出てきて帰ってくれるから)

 

猫のメスの行動範囲は、500mから1km。

 

鈴が保護されるまでの、行動範囲は何となくわかっていたのもある。

 

それらのことを考えて、ニャルソックかねての散歩は、させてあげてもいいかなと考えている。

 

野良猫保護して、家猫にしたら、出してはいけないといわれているけれども、成猫で自分で出て帰ってくる子ならいいのではないかと考えているのだけど。

 

先住猫の茶々はリードをつけての散歩。

 

鈴の子供たちは、出さない。

 

小鉄や福丸は、3か月頃に保護したので、外の危険がよくわからないと思うので。

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鈴を飼って、思うことは、猫はそれぞれ個性があるから、そこは大切にしてあげても良いかな。

 

でも正直に言うと、いつもドキドキしている、交通事故にあったりしないかどこに挟まったりケガをしたりしないかと。

 

だから、長くても一時間したら、迎えに行く。

 

鈴は、地域猫ではなく飼い猫だ。

 

チャンと一時間くらいで帰ってくる。

 

餌をもらうために帰ってきているわけではないから。

自分の家はここだとわかっている。

 

もう、私たちは家族だと思っている。

 

今日も、朝ごはんがすんだら、早速、玄関に。

 

「散歩?」

 

「にゃん!」

 

玄関を開ける、ゆっくりと、外へ。

 

1時間ほどで、外に、迎えに行った。

 

家の周りを名前を呼びながら、一周。

 

しばらくすると、隣の隙間に,しっぽが。

 

急いで、玄関に。

 

「おかえり、帰ろうか。」と玄関を開ける。

 

スウと、家の中にはいった。

 

雨の日以外は、散歩が日課になりそうだ。