老春時代の満足生活情報発信局(お金と暮らしと占いと人生物語)

還暦を迎え、人生を心地よく過ごし、もっと魅力的人間になる「楽しく楽しく生きる」ヒント探しブログです

人間関係の中で、血のつながりがあるからこそ、難しい。距離を取ることが必要なこともある。お金が絡むと、血がつながっているからこそうまくいかない。

昨日は、旧暦の1月1日。新年だ。

 

家庭事情もあり、私は家族付き合いをあまりしない。

 

姉、妹、弟の5人姉弟

 

妹二人は、養子に出されて一緒に暮らしたことがない。

 

私が18歳になった時に、二人の妹と連絡を取った。

 

しばらくは、付き合いがあったが今はない。

 

この二人との事情は、またいつか、ブログにしてみよう。

 

姉との関係。

 

姉とは、父親が違う。戸籍では両親は、同じだけど。

 

私たちが、姉妹として育ったけれど、全然似ていない。

 

だけど、子供の頃は、父親が違うことは知らなかった。

 

それで、姉は母方に似ている。私は、父方に似ていると考えていた。

 

姉は、色白で、すらりとした美人。ちょっと、西洋人形タイプ。髪は、天然パーマ。周囲の人から、いつもかわいがってもらっていた。

 

どんな事から、私たちが父親が違うのを知ったのかは覚えていない。

 

姉は、父親から聞いたらしい。二人で、姉が高校の時に、母に聞いた。

 

聞いたあと、二人で話をしたけれど、半分でも姉妹だねと。全然気にならないのは、一緒に生活をしてきたからだと思う。

 

事実、両親が一緒の妹たちに対しては、妹だと思うけど何も、姉妹としての思いでもないせいかもしれない。

 

姉も、二人の妹にあったけれど、自分が、妹だと思うのは「あなただけだ」と言っていた。

 

だから、姉は、一度会ったきり妹たちとは、縁を繋いでいない。

 

 

姉は、家のことも何もしない人だった。

 

私の家は貧乏だったけれど、姉は、学用品も、何でも買ってもらっていたし、給食費や毎月の貯金日も、お金もちゃんと持って行っていた。

 

その分私が、給食費は持っていけれることはなくいつも、忘れましたと言わないといけなかった。貯金日も、10円とか1円とか、とても恥ずかしかった。

 

小学校を卒業するときに、その貯金は、学校から渡されるのだけど、6年間の私の貯金額は、321円だった。

 

姉の貯金は、9000円以上あった。姉はそれは全部自分のお金として、洋服を買っていた。

 

その時は、さすがにうらやましいと思った。

 

姉は、卒業式に、母が着物で来ることを要求した。私の子供の頃は、母親が卒業式や入学式には、黒絵羽織を着ている時代だった。

 

姉は母に、絶対に黒絵羽織と。

 

母と何故かどうしてだったかわからなかったけど、質屋さんに。

 

その時に母が、黒絵羽織を見ていた。その値段は、3000円。でも、母は、買おうとしなかった。お金がなかったから。

 

私は、その時にお年玉を持っており、姉の事も知っていたので、母に、私が買ってあげると。

 

さて、この黒絵羽織。翌年は、私の卒業式。母は黒のワンピースだった。それも二日酔い状態。

 

母に卒業式の後きいたら、「ああ、あれないよ。質屋に持って行った。もう流れちゃった」

 

当然、あの黒絵羽織を着てきてくれると思っていた私は、ショックだった。

 

本当に、子供頃から両親は、姉の言うことは聞いていた。私はしかたがないか。

 

「姉ちゃんはきれいだし、頭もいいし、みんなが好きだもの。」

 

なんていうか自分と姉と私では、待遇が違っても仕方がないと思っていた。

 

自分は、姉のようにみんなから好かれるタイプでは、ないから。

 

家が貧乏だったけれど、姉は、貧乏だとは思ってはいただろうけれど、我慢をすることはない人だったから。

 

両親も、姉のわがままは全部聞いていた。

 

世の中には、何でも自分で手に入れなくても、誰かからしてもらえる人がいる。

 

与えられるばかりの人と、自分で手に入れていく人。

 

私と姉は、本当に、正反対。

 

私は、家のことを嫌がらづする子で、親にも反抗をしない。

 

弟の子守や世話、家事をしていた。

 

まあ、これは姉とタイプが違うことを自覚していたから、親に嫌われないための、防衛みたいなものだと思う。

 

姉が、友達と遊びに行っても自分は、家事。弟と5歳違っていたので、弟の世話をしていれば、友達と遊びに行くことはできなかった。

 

でも、そのような生活が嫌だったわけではない。

 

弟の面倒を見ると言うことは近所の小さい子の面倒も見るようになるので、よく褒めてもらえた。

 

大人に褒めてもらえるのはすごく嬉しかった。

 

だから、自分の状況を、不幸に感じることはなかった。

 

近所の人たちは、両親がいつもいないのに、弟の世話をし、洗濯をしたりしている私を、本当にかわいがってくれて、子守をしてくれたと言っておやつをくれたりした。

 

 

私はそんな風に感じたことはないのだけど、周囲の人は、姉のことを良いようには思っていなかったようだ。

 

私は、姉は私ができないことをしている自慢の姉。母のことも、奇麗な人なので自慢だった。

 

要するに、私のしていることは人から見れば、シンデレラのようだと思う。

 

母と姉に、こき使われる義妹。お手伝いさん扱いに見えている人がいたみたい。

 

だけど、不思議と姉との関係は悪くはなかった。

 

まあ、私とは違うタイプだったし、性格なのだろうか、全然自分の境遇を不幸だと思ったことがない。

 

家事も好きだったし子供も好きだったので、弟の世話も全然気にならなかった。

 

大人になって思うことは、勉強はできなかったけれど、生きる知恵や考え方、将来を早く考えることができる境遇だったと思っている。

 

生きることが、自分の力でできるようになるまで、大人になるまでと思えたので、全然気にならない。

 

食べること生きることが重要だった。

 

大人になってちょっとだけ思うことは、生活のことを考えないで、学校生活をしたかったなと。

 

言い換えれば、子供らしい夢や悩みがあっても良かったかもと。

 

仕事も学校も、生きるために選んできたので、後悔はしていないけど、

 

ちょっとだけ、う~ん、子供らしい生活をしたかったかな。

 

さて、姉は何故か知らないけど、自分の子供たちが結婚をする時に、私に連絡をしてくることがなかった。

 

事後連絡だ。

 

仲が悪いわけではないのだが、姉の考えていることがよくわからない。

 

冠婚葬祭の付き合いがないと言うこと。

 

普段は、姉妹で連絡もするし、姉は占いを頼んでくることもある。

 

まあ、私は姉にお金を貸しても返してとは言わないこともあり、その私からお祝いのお金をもらうのが嫌なのかなと思っている。

 

さて、現在は、私と姉の立場が逆転している。

 

子供の頃は、「お姉ちゃん奇麗ね。似ていないね」と言われた。

 

今は「妹さん、若いね、えっ、2歳違い。奇麗でスタイルもいいね」

 

姉も、同じ年齢に人たちの中では、若く見える人だ。けど、私と比べると、10歳以上離れているように見える。

 

姉の知人に会うとその表情から、昔、姉を見た友人たちの表情を見ることができる。

 

すべてが逆転の人生。

 

姉は、結婚した人の家族を介護する生活。

我慢をしている生活。姉は、いつも、疲れた顔をしている。

 

妹ながら、う~ん、姉ちゃん笑顔のほうがいいよと内心思う。

 

姉は、何だかわからないけど私と張り合うところがある。

 

私は大人になって、我慢をすることはしていなくって、お金にも昔のように食べれないことやほしいものが買えない生活をしていない。

 

ほしいものは、働いて買えばいいと思って、働いていたので、人生は自分の努力だと。わかって生きてきたので。

 

人に依存をすることはない。

 

姉は、他人に依存するみたいだ。だから、他人の世話ができるのかな。

 

私は、理不尽なことや、我慢をすることの無駄を知っているので必要以上の、我慢をしない。

 

子供の頃から、全然家のことをしない人だったのに、成人してからの姉は、いつも我慢している気がする。

 

最初の結婚では、夫の家族の言いなりで、私が、出産した時、産後の私を見ると一カ月私の家にいた。

なかなか帰ってこない姉を夫の父親が、迎えに来た。

 

この結婚は、何で姉はしたのだろうと思っている。

 

二度目の結婚も、動なのと思う。だって、夫の悪口ばかりだし、悪いけど、本当にめんどくさい人だから。

 

常識がない人だと思っている。

 

母のお通夜の時に、サングラスをかけてきていた。

 

母の側で、大きな声で笑っている。いや~、お通夜なんだけど。

 

さすがに、姉に、「いくら親族だと言っても、常識がなさすぎない?」と言った。

 

姉は、「馬鹿だから」

 

そんな問題じゃないでしょうがと思ったけれど、そのまま。

 

私は、姉とは、ある一時期、距離を取っていた。

 

何というか、お金を貸してくれというから。

 

今のように、連絡を取るようなってすぐにも、「お金を貸してくれない?引っ越し費用なんだけど」

 

またかと思ったけれど、姉に

「姉ちゃん、お金がないわけじゃないけどね。私たちは、今夫がいるわけで、私が母子家庭で一人なら、助けてあげたかもしれない。

夫に話さないといけなくなる。第一、姉ちゃんの旦那は、どうしているの?旦那が、おお金を作るべきでしょう。

姉ちゃんの旦那、役所勤めじゃなかった?相談する相手が違うと思うよ。

私は一度だって、姉ちゃん、お金を借りたことがないでしょ。」

 

それからは、お金のことは言わなくなった。

 

気になるのは、私たちの姉妹は、ちょっと変わってるかも。

 

弟も、お金がらみで、付き合っていない。

 

まぁ、姉と似たり寄ったり。

 

私を鐘のなる木とでも思っているのだろう。

 

弟のことも、何かの機会があれば、書いてみようと思う。