女はこんなことで怒るいや、妻はの間違いかな。
先日のこと。
夫は準夜入りで午前中はゆっくり。遅い朝食を取って、yuutyubuを見ている。
私は、洗い物を済ませて、身支度(朝食や弁当などは、起きてすぐに作る。自分の身支度は、基本夫が出勤してから)をしていた。
猫の茶々が、餌箱の前で、餌が入っていないとじっと、こちらを見て、ご飯の催促目線を送ってくる。
あっ、食事を作る前に、餌を入れてあげるのを、忘れていた。
茶々は、おりこうさんな猫(猫バカ)で、私がキッチンで食事を作ったり、片づけをしている時には、甘えたり遊んで要求もなく、いい子でいてくれる。
ちょうど、髪を三つ編みにしていて、手がつかえない。
夫は、yuutyubuを見てはいるけれど、ドラマではなくって、離れていても、聞いていればよい感じなので、「茶々に餌をあげてくれない」とお願いした。
しかしである。のろのろとしてなかなか、餌をあげてくれない。
ゲージまで、同じ部屋の中で、2メトールも離れていない。
茶々は、えさをくれないの?と言うような顔で、私を見ている。
あ~あもう、と頭の中でブッチと音がした。
「もういい!」髪を編んでいた手をはなし、茶々に餌をあげた。
「あのさ、私があなたに、あれしてこれしてと、お願いしたことがある。」
「私は、あなたが何かをしている時に、大したことをしていなくても、お願いしないよね。
今、茶々がご飯を欲しがっていて、私は髪をとかしていて、手がふさがっていたから、あなたの状態は、餌をあげれると思ったから、お願いしたのだけど。何なの。」
「餌をあげるのがめんどくさいなら、断ればいいでしょ。私は、子供の頃から、頼まれたりしたら、直ぐ動くから。あなたの態度は、腹が立つ。」
「相手は動物で、茶々は、きちんと待ってる子だけど、餌を欲しいときは意思表示をする子だとわかっているのに。私のことをお願いしたわけではないよね。」
「なんでも、はいはいと聞いてくれると思って、ちょっと調子にのってる?」
「一緒にいるから、何でもできることはしてあげるし、と言うか私のほうが、きちんとできるし早いから、やっているだけだけど。」
「一緒にずっとここに、夫婦としていなければいけない理由はないと言ってるよね」
「私は、自分のことは自分でするし、此処にいる理由はないの。」
「本当に、男って、調子に乗るよね。めんどくさい。一緒に生活をしているから、お互いに助け合っていこう、気持ちよく生活しようとしているだけなのに。」
「私があなたに、何かをしてくれと、いうことがある?」
「働いている時も全然、あなたに負担のないように家事をしてきたよね。一度だった手伝ってと言ったことがある?」
「歴代の夫たちにも、家事を手伝ってとお願いしたことはない。」
「用事をお願いするときも、あなたができる状態かを見て、お願いしてきてるし、やってもらえないからと言って、怒ることはない。」
「茶々に、餌をやりたくないほど、yuutyubuを見ていたかったら、断ってくれれば、私があげた」
「返事もせずに、のろのろと嫌々動かれて、頼んだこっちが嫌な思いをする様な行動をするなら、返事くらいしたら!」
「私は、頼まれたり、言われたら、さっと動くし返事もするよね。」
「だから、あなたは嫌なおもいをしないでしょ。」
「返事はしない、動かない。」
「調子に乗るのもいい加減にしたら。」
「私が他人に、物を頼まないのは、他人が快くしてくれているかどうかわからないし、めんどくさいから」
「わかる?あなたは夫だと思っているかもしれないけれど、私の中では、他人と同じ。」
「したくなければ、したくないと言えば、すむことを。」
「わかった、するよと言うならば、頼んだ相手が感謝の気持ちが、持てるように動いたらどうなのよ。」
「私は、あなたが頼んでもないのに勝手に、したことでも「ありがとう」と言うよね。たとえ、それがしなくてもいいのにと思ってもね。」
「あのさ、話をしているよね。居たりつくせりをしてもらうと、それが当たり前になって、私に対してぞんざいになる。そんなことになったら、終わりが来ると。」
一方的に、まくしたてる。
時々、夫は私の逆鱗にふれ、けんもほろろに、やられる。
私の考え方が、結婚をしなくてもよかったと今でも思っていること。
その、理由が、夫は自分の両親に、結婚したことを言っていない。
その過程は、ちょっと複雑。
一番の原因は私の考え。
結婚した当初から、彼の気がすむならと言う気持ち。籍を私はいれたくないのに彼はどうしても、結婚イコール籍。
私自身は、持病持ちで子供が4人もいるし、歳も離れているのに、好き好んで、介護人生をしょい込む必要はないと思っているから。
それに、次男坊が、夫のことが嫌い、夫もだけど。
まぁ、次男坊の性格からすると仕方がないが。
今も、いつ別れてもいいと思っている。
そんな考えで、一緒にいる意味があるのかと思う人もいるだろう。
しかしである。
いつ別れてもいいと思うからこそ、一緒にいる時間を大切にすることができる。
別れは、いつどんな形で来るのかわからない。
それなら、楽しく生活できるほうが良いと思っている。
普段は、やさしい(自分でいう)妻で、夫からすれば、完璧な奥様。
仕事も、同じ看護師だったので、話が分かるし助言もできるし、人生経験が長い分、彼にとっては、一番の相談相手。
結局のところ、いつだって彼は「ごめんなさい」と言うことになるのだが。
世の殿方、尽くしてくれている女性に、ぞんざいな態度を見せていると痛い目に合うよ。
愛しているから我慢している女性は、何かの拍子で、「愛」がなくなれば、強い。
してくれるのが当たり前なんて、思ってはいけない。お互いに。
お互いに、相手がなぜ自分い大して、何事も相談したり、聞いてくれるのかを忘れてしまったら、横柄な態度をしたら、終わりが来る。
私は、夫婦でも「親しき中にも礼儀あり」と思っているから。
家族でも「親しき中にも礼儀あり」を大切にすることで、思いやりと感謝の心が、生れると思う。
私たち夫婦は、時々私が一方的に怒るけれど、夫は、自分がいつも言われていることを忘れていたと反省する時間なのかもしれない。
それにしても、いちいちがめんどくさいですね。
世の男性は、女性が過去のことを言うというが、男性は、自分の大切な相手のことをもっと頭に入れないといけない。
女性は、過去のことを話すと言うことは、男性がしてくれたことや約束をしっかりと覚えていると言うこと。
とかく、人間関係で一番、思いやりがなくなるのは、長い時間の人間関係かもしれない。
大切な関係が壊れた時に、反省をしても遅い。
「親しき中にも礼儀あり」をたいせつにすることから、感謝がうまれ、。良い関係が続くと思っている。