2021年12月14日。
7月末に始まった野良猫親子保護から、4カ月。
二階の猫部屋から、解放生活が始まったのだが、何故か、母猫の鈴が猫部屋に戻ろうとしない。
解放始めの頃は、ご飯と言うと、ついてきて猫部屋でご飯を食べていた。
夕方のご飯がすんだら、猫部屋で寝てもらう生活をしてもらうつもりだったのだが。
母猫の「鈴」が、一階の部屋がお気に入りで、私たちや子猫の「小鉄」「福丸」が、二階に上がっても、一階でいる。
そのまま、朝まで、一人で過ごしている。
「鈴」は、そんなに問題行動はないのだが、やっぱり気になる。
そして、これも不思議だなと思うこと。
「鈴」は、威嚇もあって、なかなか、慣れなくて今も、威嚇をすることがある。
そんな「鈴」なのだけど、玄関へは絶対に行かない。
子猫たちは、玄関に行くので、脱走に注意がいるかなと思っているの。
「鈴」は、玄関が開いても、知らん顔だ。
保護した時には、ゲージ生活だった。威嚇をするし、引っかくしで、猫部屋に出すこともできなかった。
それでも、去勢手術後から、猫部屋に開放。
最近やっと、目つきも変わってきて、少しだけど、触れるようになった。
用心深い性格なのだろう、まだ、歩いている姿勢とかは、すぐ逃げれる体制。
ちょっとしたことですぐに隠れる。
家猫修行中といっても、なかなかである。
原因は、先住猫の「茶々」が居ることもある。
本当はもっと、なでたりしてあげたいのだけど、先住猫の茶々がいるので、茶々の気持ちを考えると、あまり、構ってあげれない。
夫が、保護猫たちを一生懸命に、世話をしてはくれるのだけど、やっぱり、一日中いる私にどうしても馴れる。
「鈴」も、私になれてきて、甘えて来るのだけど、茶々がぴったりと、私の側から離れないので、どうしても、距離を取ってしまう。
茶々は、とても性格が優しくて、普通は、先住猫は、もっと新参者に対して、威嚇したりするのだろうけれど。
茶々は、何でも譲っている。
威嚇もしないし喧嘩もしない。
子猫たちとは、良い遊び相手だ。
「鈴」に対しては、自分のほうが先住猫なのに、威嚇されてから、近づかない。
「鈴」は、茶々の側に行こうとするのだけど、茶々は「鈴」が近寄ってくると逃げている。
いやいや、「鈴」ちゃん、威嚇して嫌な思いをさせた後に、お近づきになろうとしても、無理だよと私と夫。
「鈴」との関係は、今の状態では、少しずつ、少しずつすすんでいくしかないのだろうけど。
「鈴」が甘えてくれるのに答えてあげれないことで、信頼関係が、うまく構築できない。
本当は、しっかりとなでてあげて、ギュウと抱っこしてあげたい。
でも、茶々が、挙動不審になっても困る。
さすがに、子猫たちは、今の生活に慣れてきて、自由奔放に生活をしている。
この二日間、大掃除をしていて、親子三人猫部屋で過ごしてもらった。
出してくれなかった不信感なのか、今日、開放したのだが、凄く、「鈴」の機嫌が悪かった。
猫部屋を開放しても、しばらく出てこなかった。一階の部屋にも、直ぐに入ってこようとしなかった。
今は、21時なのだが、ゲージの中で、眠っている。
久しぶりの一階だったためか、ほとんど寝ずに一日を過ごしたせいなのか、凄く良く寝ている。
その子の性格に合わせた生活と思ってはいるけれど、やっぱり、猫部屋には戻ってほしいかな。
一階の部屋のゲージは、茶々のテトリーと言うことと、茶々は、ゲージの中で餌を毎日数回に分けて食べている子なので、「鈴」が、ゲージの中にいると餌を食べれない。
他の場所であげようとしても、ゲージでないと食べない。
茶々の餌は、アレルギーようの餌なので、これを、「鈴」が横取りしてしまうのも困った問題。
茶々は、餌とたまに、チュールを食べる。他の物は全然食べない子なのだ。
茶々が、ゲージの中に入り、餌をほしいと私の顔を見るのであげようとすると、「鈴」が、すぐに来る。
そうすると、どこからともなく、子猫たちも。
特に「小鉄」は、食いしん坊。
ご飯をお腹いっぱい食べているのに、茶々の餌を横取り。
茶々は、「鈴」と「小鉄」から、餌を狙われている。
悩みは尽きないけれど、猫たちはかわいい。