次男坊との会話。次男坊は、仕事が終わるとよく電話をかけてくる。
「もう、腹たつわ~」と連絡あり。
「自分のミスなんだけどね。申し込みをもらっていたお客様の物件を、止めてなかったら、○○にとられた。」
この話は、前日に、部長とのやり取りで、申し込みをもらった物件。
次男坊には、常々、「○○には気をつけなさい」と注意をしていたのだが。
やっぱり、詰めが甘いというか善人というか、上司、会社の指示等を、守ろうとするところがある。
会社の理念は、知っておかなければならないし、守らないといけない所はあるが、建て前と本音、応用、抜け道というものが、会社にはある。
次男坊の会社の直属の上司の○○は、質が悪い。自分のことしか考えていなくて、部下のことは考えない。
反社会性パーソナリティ障害っぽい。自己中心的で、自己顕示欲、承認欲求が、強い。
自分に自信がないから、周囲に認められることで自分の価値を確認する。
自分が注目されたいがために他人を、害する人間。
利己主義で、欲が深い。ほしいものを手に入れるためなら、嘘もつくし、他人の権利を侵すのも平気。
人のために何かをすることは考えず、他人に何かをさせようといつも考えている。
やっかいなのは、相手の心を読み取ることにたけていることだ。
こんな人に利用されるのは、優柔不断な人か、まじめで責任感が強く、頼まれると嫌と言えない人。
息子は、この真面目で責任感が強く、頼まれると嫌といえないタイプ。(本人は嫌と言っているつもりなのだが、結局、引き受けている。)
そして、優柔不断な部分は、上の人間に対して、従順な部分があるため、強引に断れない。
こんな風に、分析するのは私が、精神科看護婦であり、占い師だからだと思う。
次男坊は、頑固で正義感が強く、ちょっと融通がきかなくて、本音と建て前が、わからない所がある。
就職したころに、次男坊から、どんな人間か見てほしいと。
写真と生年月日を、教えてもらった。全部が、正しいとか当たるとは言わないけれど、40年以上占い師をしていることもあり、相談を受ける。
○○さんに対しては、次男坊に「ずるい人だね、裏表があるし、はじめは、様子見してくるよ。調子のいいことを言ってくるし、マウントもとってくるよ」
私も、看護師として組織の一員だったからわかるが、上司たるもの考え方ができていない。
一年たつが、クズだわと心からわたしは思っている。
しばらくして、課長が、他の営業に移動し、○○さんが副店長になった。
それまでは、課長がいたので、○○さんのことに関しては、本人は(めんどくさいけれど、かかわらずに)と思っていたらしい。
しかし、役付きになったことで、(ここの営業所、次男坊と○○さんの二人体制。新人が入ってきても、続かない。)自分は、役付きだからと動かない。
もっといえば、掃除もやどうでもいい仕事は、押し付けてくる。
契約書が、たまった場合、手伝ってというが、次男坊が契約書作成をお願いすると。「僕は、忙しい」という。
休みを取るのも自分中心。休みの前は、残業なしで帰る。
息子は、休みの前は、いつも早く帰ることはない。帰ろうとすると、自分ができることを、押し付ける。
正社員にならない前から、息子は、残業ばかりで、定時で帰ることがない。
息子には、「相手ができることを」引き受けるな。
「いいこと取り」なので、自分自身の評価につながる仕事だけをし、どうでもいい仕事は、めんどうな仕事は部下に押し付ける。
こんな人は、自己中心的で責任感がないので、その場の都合や状況、メリットなどに合わせて判断がかわるから。
失敗の責任を部下に押し付け、事故正当化に終始する傾向がある。
だから、頼まれたことが、社会的なモラルとしてはどうなのかと考えて、行動するように言っている。
これに関してはできるけれど、それ以外は他のことで、手一杯であり、時間が取れない言うこと。
勤めて一年足らずだが、息子に、人数が少ない部署だから、早く、仕事のノウハウを、覚えることと、店長の仕事も覚えること、そうすれば、本当にその○○さんができないのか、助けなければいけないかの判断がつく。
頼まれてするよりは、自分の仕事として、仕事のスケジュールに組み込んでおく。(日報など)
相手の性格を把握と仕事の内容がわかれば、対応ができる。
息子は、自己評価がやや低めで、本人は、自分は生意気だから、上司に好かれるわけがないと思っている。
部長(地域総括)課長には気にいられているのが、わかる。
特に、部長はかなり気に入っている様子が、息子の話から、伝わってくる。
息子は、いじられキャラというか、本人は、自覚がないのだが、年上の人から可愛がられるところが、昔からある。
純粋というか素直(本人はへそ曲がりの頑固者と思っている)な部分があり、その部分が、上の人間に気に居られているのだが、自覚がない。
部長が、息子を育てようとしているところが、感じられる。
まぁ、この辺りも○○さんが、息子を気に入らないのではないかと感じる。
息子は、人道的なことに大変敏感。卑怯なことが大っ嫌い。
損をするなとよく思う、人生には、嘘も方便と言うこともある。
騙す嘘はだめだけど、人のためになるのが「嘘も方便」。
この辺のことが、もっとわかってくれればいいのだがと思わずに入られない。
「嫌な奴」「めんどくさいやつ」「嫌いな奴」はたくさんいる。
自分が、受け入れなければ、こんな言い方をするとどうかなと思う人もいるだろうが。
馬鹿じゃない。気づいたら、誰からも評価されず、周りに信頼できる人がいない人生だぞ、と思うことだ
人間の皮を羽織った、人間もどきくらいの気持ちでいればいい。
人間もどきに、自分の感情のエネルギーを使うなんて、もったいない。
割り切ればいいのだ。
人は人。自分が、今できることを心に問いかけながら、すればいい。
腹が立つと言うことは、大切な人にわかってもらいたいと思うときだけ。
嫌だなと思うときは、自分がその人間いこだわっているから。
嫌だなと思う人間に自分を認めてもらおうとしても無理がある。
自分が嫌だと思っているんだから、相手も嫌だと感じるでしょう。
そんな状態では、良い人間関係なんて、築けるはずがない。
もっと言うなら、自分を傷つける相手は、とことん無視。
丁寧に付き合い、距離を置くこと、これに尽きる。
自分らしくを、忘れないこと。
自分で選んだことや判断したことが、失敗したり、うまくいかなくても、嘆かない。
必ず、自分の人生に役に立つ経験になるから。