物事をする時に、私は自分がしたいから、しているのだと思うことにしている。
子供の育て方を間違えたのか、いいや、子供がずるいだけなのだろうと思う。
今日は、長男の家の草抜きに行った。先日、たまたま、裏を見たら、壁にツタが。
えー、何だこれと思ってみたら、隣のマンションから伸びている。
やばい、壁にツタ根を張っている。
長男は、三交代で、休みが取れないし、仕方がない。私がするしかないか。
駐車場が、三台止められないので、次男がいない時を狙って、一日目。
4袋のツタを抜く。腐った木に絡みついて、木のようになっている。そのツタをを切ったら、木が倒れてきて、怪我をするところだった。
さすがに、一人でするとしんどくて、反対側の庭は、今度にしようと、止めて帰った。
そして、今日残っていた、庭もした。こちらは、3袋。あまりツタはなかったので、早く済んだ。
除草剤を、散布して終了。
定期的に、除草剤を散布すればよいかなと思う。
長男が、一度目の時は、早出だったので、電話があり。
「お母さん、ありがとう。無理せんでね」と。
いやいや、ツタが絡まっているといってからも、全然、あんたやる様子がないから、あれ以上、上までツタが伸びたり深く根が張ったら、どうしようもなくなるからと心の声。
長男は吞気というか、構わないというか、余り物事を深く考えない。
私は、自分以外の家族、今は子供だけど、早めに手を打つことにしている、放っておくと、何らかの火の粉がこちらに飛んでくるから。
火の粉が飛んできても、知らん顔ができればいいのだけど、自分の子供であるし、私自身が、放っておけないこともある。
最近というか、とにかく、どうにもならない状態になる前に、自分がしたいからするというスタンスですることにしている。
特に長男には、他人にいい人でいるため、ストレスがかさみ、30代になった時に、自分の生活は自分でやりくりしなさいといったら、その当時、専門学校に通って働いていたのだが、なんと、国から借りた教育ローンを使いこんで、学校からの支払いが届いた。卒業させられないと。
おかげで、仕事を退職し、退職金で払った。
本当に、定年まで働きたかったが仕方がなかった。
それからは、長男には要注意。
うちの場合だと思うが、子供達は、成人して、働いていても、何かあれば、母親が何とかしてくれると思っているようだ。
最近は「知恵は貸すけどお金はないからね」というのだが。
弱苗を吐くことも持病のせいで、しんどくても、子供の前では気丈な母親である。
早く結婚してくれないかしら。一人前に仕事をしているから、大人だと考えているようだけど、あぶなかっしい子供ばかりだ。
子供のことは、どんなことがあっても無視ができないので、アンテナを張り、安心できるまで、油断ができない。
他人に対しては、切ってしまえばいいし、しょせん他人事である。
人は自分が思うほど、考えてはくれない。
長い人生の中で、たどり着いた答えだ。
だから、他人に対してもしたいからするしたくなければしない。
でも、元来お節介なので、困りごとの相談は多い。
「自分以外の人は自分ほど考えてはくれない」と心に思っているほうが、人間関係はスムーズ。