朝5時。
うん?茶々の姿がない。いつもは、私の頭元か足元で、丸くなっている。
「茶々、茶々」と呼んでみるが、姿がない。
私が、起きると必ず、寄ってくるかもしくは、「ママ、起きたの?」という顔をして、私を見ているのだが。
茶々は、私がいるときは、トイレに行くときも、家の中で移動すると、後追いをする猫。
階下の床の間かなと思い、探してみるがいない。
いつも隠れている場所をくまなく探すが、鈴の音もしない。
呼べば必ず、出てくる子なので、ちょっと、焦り。変な胸騒ぎはないが。
昨日は、夫が暑かったのか、寝室の窓を開けていたが、網戸があるので出られない。敗れてもいない。
しばらく、階下の部屋を探したが、いない。
夫も起きてきて、探すが見つからない。
「逃げたのかな」
「そんなことはないでしょう。外にいても呼んだら、戻ってくるし、一人では玄関から出ないし。」
「第一、外に出るところがない」
寝室に、戻りクローゼットの中を見てみる。しまっていたから、入れないと思うけれど、自分で開けて入ったのかと。呼んでみるが、いない。
呼んでいると、微かに、鈴の音が。
どこから?呼んでみるが、聞こえない。
ふと、もしかしてと。
ベッドの下の、引き出しを見てみました。
いました。ほんの少し、10㎝も空いていない所から中に入っていたようです。
入るのは入れたのでしょうが、出れない状態。
滑り込むことはできるけれど、中から出るのには、狭くってでてこれなかったようです。
「もう、心配したでしょう。」と、抱き上げました。
茶々のしっぽが、興奮しているときのように、膨らんでいて、身体も熱い。
呼ばれていたので、一生懸命出ようとしていたのでしょう。
抱いている間、私のほうを見ません。顔を、そらしています。
これは、悪いことをしたりして、怒られると思っているときのしぐさです。
親バカいや、猫バカですが、このしぐさがかわいいと思ってしまうのは、私だけでしょうか。
でも、鈴をつけていてよかった。洋服で、音が聞こえにくかったけれど、音がかすかでもしなかったら、もっと時間がかかっていたかも。
茶々もなけばいいのだけれど、姿が見えているときは、呼べば返事を、するように「ニャア」というのですが、隠れていたり、本人的にやばいと思うと、返事をしません。
それにしても、10㎝もない隙間に、入り込むなんて、小さな子猫が、壁の隙間や、とんでもないところに、どうやって入ったのと思う動画をみたりしますが、
今朝は、猫の身体が軟体動物である認識しました。
隙間のチェックをしようと思います。
今朝は、ちょっとだけ焦った出来事から、スタートです。
楽しい一日になりますように。