私のお金事情。
私たち夫婦は、ちょっと変わっていて、私は夫の給料がどれだけあるか知らないし、貯蓄がどのくらいあるのかも知らない。
夫も同じで私が、どのくらいお金を持っているかを知らない。
私たちは、結婚するときに、私の子供が、まだ高校生だったこと、4人もいたことで、別居生活を余儀なくすることになった。
今二人で住んでいる家に、成人に近い4人の子供と暮らすには、部屋がなかったこと、私はマンションを持っていたので、子供たちは、そちらの生活を望んだこと。
今の自宅から、歩いても、10分以内に、いけるくらいしか離れていないこと。
そして、子供を育てるために、私の給料は今まで通り、子供たちの生活に充てるため、二人の生活費としては、お金を回せないことを、了解してもらい、結婚をした。
ですから、今の家の維持費生活費は、夫。
私は、完全に仕事をやめたのは昨年の、8月末。パート収入が。10万ほどあった。その前までは、違うところで、パートとしてもっと長い時間働いていたので、20万くらい収入があった。
現在は、6万くらいの収入。
そのお金で、自分の医者代、ガソリン代、自分に使うものすべてをまかなう。
マンションの税金、車の税金、猫の病院代、エトセトラ。
子供たちが、成人して働くようになったので、もう、生活費を出すことがなくなったので、自分だけに使える。
実際には、仕事を全然していないので、収入は、占いカウンセラーのお金と60歳からもらえる微々たる年金。
65歳になったら、もう少し、年金がもらえるので、今は、貯金とで、バランスを取っている。
仕事をしなくなると、ほとんど、お金を使うことはない。
人との交流がないので交際費も、かからない。これは大きい。(友人がいないと言うことではない)
夫には、もしも、お金が足りなかったら、応援をお願いするかもしれないけれど、それまでは、自分にいるお金はいまで通りでいいと言っている。
だって、私が仕事をしなくなっても、私の医者代を気にしないし、言うのもめんどくさいからいいやと。
まぁ、時々、結婚していると言っても、これは、結婚しているのかと思うこともあるが、気が楽と言えば楽なのである。
家計をしないと言うことは、全然、お金の心配をしなくてよいから。
生活全部のやりくりをしていた頃、私は、夫が稼いだお金を自分のために使うと言うことが苦手だった。
一度目の結婚の時も、二度目の時にも、自分が働いていれば自分の物は買ったけれど、どうしても、家のお金は家族のためにという感じがあった。
だから、今の夫の生活は、全部夫が家計をしてくれているので楽。お金のことを考えないというのは、気楽。
と言っても、夫に自分の物を買ってもらうことはないので、夫も自分のお金はすべて自分管理で使っている。
夫は、趣味がなく、お酒もたばこも吸わない。
生活費は、夫が養育費を払っているのと、家のローンがあることを含めても、食費と日用品、ペットの餌代、光熱費で、多いときで13万くらい。
今年、養育費を一年分、まとめて払うつもりなので、生活費は、もっと安くなる。
食費がひと月13000円くらいしかいらない。
私は夫に、私が先に亡くなるだろうから、貯金をできるだけするように言っている。なんってたって、夫が一人暮らしをするようになれば、食費が今より、ぐっと増えるだろうから。
夫婦二人で、年に数回の一泊旅行、日帰りドライブが、楽しみ。
夫が、年金暮らしをする頃は、私が生きていたとしても、もしかしたら、ボケて車いす生活、もしくは慢性腎不全の悪化から心不全を起こして入院しているかもしれない。透析をしているかもしれない。
そうすると、夫は介護生活。これは本当に気の毒。
そうならないように、できるだけ、ボケないように、病気も悪化しないようにが目下の私の課題。
お金事情でいえば、子供が巣立ちをすれば、贅沢をしなければ、歳を取ってからは、あまりお金は使わないと実感している。
私たち二人の生活は、これからも変わらない。
私は、お洒落が大好きであるが、安いものしか買わないし、今は、外に出ることがなくなったので、家にあるもので十分。それと猫を連れて、ドライブに行くことが多くなり、お洒落服も、変わった。
買い物に行く頻度が少なくなったので、買い物もしなくなったことは大きい。
以前は、子供たちの物や、食べるものを、持って行っていたけど今はそれもしない。あと、大きかったのは、次男坊との外食代。次男は、自分が仕事をしていない時にちょっとたかりかというくらい、「ご飯食べに行こう」と言ってきていた。この子の外食代が一回に、いつも5,000円から9000円かかっていた。それがつきに三回くらい。今は、働いていないから、外食に行かないし、本人が働きだして忙しくしていることもあり、行くことがない。
こうして、お金のことを考えると、自分自身にかけるお金は微々たるもので、ほとんど使わない。
母親として子供たちにしてあげないといけないと、思っていたし、自分が近いとは言っても、別居をしていることの罪悪感もあったのかもしれない。
とはいっても、毎日食事は作りに行っていたし、家事はしていたけど。夜いないということ。
電話占いの仕事を、持っていたので、子供のいない空間があることは良かった。
仕事を二階でできたので集中できたから。
看護師と電話占い師の二束わらじがあったから、子供たちを母子家庭というか、母親だけで育てることができたから、仕事場を持たせてくれた夫に感謝。
今も、長い付き合いのお客さもと紹介のお客様で占いの仕事は細々と続けている。もっと、インターネットなど、顧客をと思うこともあるけれど、今の自分の体調を考えると、ちょうどいいような気がしている。
お金事情としては、歳を取って自分だけになると、お金って使わないものなんだと思う。