先だっての個人面談の時に、上司に言われたことで思ったことなのだけれど。
現在、指導立場にある人に、聞いてほしい。
この面談の時に、「言いたいことを言うのだからと」言われたのだが、これって、ある意味上司が言うことではない。
若い方に言うと、失言したのか、言い方が悪いのか、意見を述べると言いたいことを言うことになるのか、疑問があっても言えないのかと、悩むと思う。
上司に、言いたいことを言える人なんて、そうそう、いない。
上司が、部下の意欲を下げるようなことを言ってはいけない。
そして、絶対に言ってはいけないのが、「色々という人がいて、耳に入る」ということを、部下に言うこと。
いかにも、色々とつけ愚痴や、陰口を言う人がいると言うことを、言ってはいけない。
えっ、そんなに、言いに来る人がいるのか、誰だろう。いやな職場だ、信用できる人がいないのか。
組織の中で、疑心暗鬼になるようなことを、言ってはいけない。
先生と生徒。先生が、そんなことを言ってしまったら、クラスの中がまとまらない。
この時は、嫌な気持ちになったけれど、このことには、何も反論しなかった。
この上司は、本当に能力がない人だと思っただけ。尊敬もできなければ、信頼もできない。そんな簡単に、他人が言っていると言えると言うことは、あなたも、同じムジナということなのねと思ったから。
私は、言いたいことを言っているわけではない。
自分の仕事に、責任を持っているだけ、そして、プロとしてのプライド。
仕事をきちんとしたいだけ。
ただ、言いたいことというよりも、物事をあいまいにしないだけ。
管理者の立場なのに、自分が正しいと、人に注意をしようとして反対に、「あなたはずるい」と言われる上司。
私の場合、生活が懸かっているわけではないので、やめても問題ないし、仕事は定時に終わらせることが、プロだと思っている。
定時に終わらせることのできない時は、急な急変とか、アクシデントのみである。日々の仕事で、毎日残業となると、問題だと思う。業務が回っていないと言うこと。
業務をきちんと回すことで、問題がないことも証明できるし、人間関係もスムーズ。
業務が回っていないとなると、管理者やリーダーたちで、問題点、改善するべきことを考えるべき。
しかし、自分は定時に一番に帰るような職場、現場に出ない上司では無理。
役職についているものは、愚痴や噂話を、聞くのではなく、経営のプロになるべき。役職手当は,そのためのもの。
昔、勤めていた、病院で、看護部長が、「役職は、役職手当がついているのだから、残業すればよいが、他の人が残業するのはいけない。残業をすることは、不満になる。業務が終わらないのなら、役職が残業をしなさい。上司の責任です。」と言っていた。
なるほどと思った。
管理者が、残業もせず部下に任せて、サッサと帰るようでは、先がないかも、と思っている。
今のところに努めて、一年を過ぎたが、人がどんどん辞めている。
開設して、四年目だが、母体の病院が、市でも有名な大きな病院。そこに努めていると言えば、いいところに努めていると言われる。
そのため、人が集まっていたのだが、今は、募集しても来ない。
母体の病院のおかげでだったが、やめていく人が増えると、評判がわかる。
私も、内情を知ってしまった以上、絶対に勧めない。
スッタフに、多少難があっても、上司や管理者がしっかりしているなら、何とかなるが、この管理者では、先が見える。
かくいう私も、やめる時期を模索中。
実をいうと、母体の病院に、若いころ勤めていた。
だから、定年退職をして、パートでもよいから、最後の職場にしようと思ったのだが、失敗した。
別に仕事自体は全然、楽なのだが。仕事の能率の悪さと意味のない残業をする看護師を見ていると、疲れる。正社員のナースに、何も言わないが、このくらいの仕事量で、なぜ残業と思ってしまう。
言いたいこと全部言っているなら、愚痴なんか言わないやい!
言いたいこと全部言ってません。
やめよう。おしまい。