2024年1月13日老春時代日記
50代独身の知人の話。
知人は一度も結婚をしたことがない。恋愛は今もしているけれど、上手くいっていない。
恋愛相談を、ずっと受けた来たけど、この人は自立をしていないのだなと。
もう、50代後半なのに、働いていず、ご両親と暮らしている。
将来の不安がないのだろうかと。
仕事の話をしたときに、時間給が2000円でないといけないと何年か前に聞いたことがある。そんな高い時間給を出す仕事は何?と思った。都会なら看護師でも、時間給は高いかもだけど。
地方では、1300~1500円だ。
彼女の自分に対するその時間給は、どこから来るのだろうかと。不思議に思ったものだ。ツッコミもしなかった。
ただ、彼女はお金持ちのお嬢さん。現金はあまりないけれど、カード払いは、何も考えずに使っている。
彼女を知った時は、一人暮らしをしていた。と言っても働いておらず、習い事をしており、時々外国に行ったりしていた。生活はどうしているのだろうと不思議だった。お金に困っている節はなかったから。
今は、その疑問は解けたのだけど。
恋愛の相談も、好きか嫌いかで。
結婚したいとか言うのだけど、自立していない女性、働いていない女性と結婚したいと思う人がいるのだろうか。
現実的ではない。
お金があっても、親に養ってもらっているわけで、親が死んだらどうなるのかなと他人事ながらきになった。
先日そんなことを言ったら、彼に頼ったらいいようなことを私が言ったと言っていたが、絶対に私は言っていないのだが。
大学院まで出ているのだけど、生活感というか生きることは働いて自立することだと思うのだが。
彼女には、それがない。自宅も高級住宅地にあるようだ。
それにしても親は、なぜこんなお嬢様を今まで、嫁にも行かせずに手元に置いていたのかわからない。
先日も、親が彼女の事をどう見ているかを聞いたときに、何だそれと思ってしまった。好きなところと言ったら外見のみ。
普通は、頑張って自分のことをしているとか成人した大人の部分をほめて、立派に成人したところを言うのではないだろうか。まるで小さな子供に言ったら喜ぶことばかりだった。
この人の親は娘が結婚もせず、働きもせずに家にいることを心配ではないのだろうか。
自宅が持ち家で、財産があると言うことなのだろうか。
世の中には、働かなくても食べていける人はいるけど、少数ではないだろうか。
彼女の父親の職業は聞いたけど、その職業で、娘を働かせなくてもいいのだから、資産があると言うことかな。
でも親が死んだらどうなのだろう。
そして彼女の恋愛観が、まるで子供。好きなら好きと言ってほしい。求めてばかりと男性の側にいる人たちに対して、嫉妬ばかり。
結婚したいというのだけど現実を見ていない。
恋愛なら好き、好きでいいけれど、結婚はお互いを理解して助け合わないといけないのだけど。
私が男だったら絶対にこの女性とは結婚できない。
仮にこの人が結婚できるとしたら裕福で、依存体質の情勢が好きな人だけだろう。
そして、年齢。全然意識をしていない。55歳を過ぎているのに、恋愛の様子は、まるでアラサー蚊若い女性の感覚だ。
彼女の好きになる人は、人から見て才能が形として現れている人だ。
秀でた才能がある人。
だけど、成功している人ならいざ知らず、発展途上の人と恋愛はできないでしょう。その人たちは自分の才能を開花させるために頑張っているのでプライベートは後回しだ。
見た目はお嬢様で、学歴もよく言っていることもまとま以上で。他人を上から目線で見る人なので、高根の花タイプ。
疲れさせる相手で癒しもなくわがまま、本人は自分が正しいと思っているから、世間を知らないというのか気に入らない相手は切ってしまう。付き合わないのだから、自分の周りは、本当の人間関係は築けていない。薄っぺらい。
だけどそんな中でいるから、自分は、いい人優しい慈愛のある人間だと思っている。思っていた。
この人は自分で気づいていなかったのだろうと思うが、自分の思うようにならないと攻撃をするタイプだ。そして相手が反撃をしてきたらすぐに謝る。だけど決して、心から誤ってはいない、誤ったほうが楽だから誤る。自分で私はすぐに謝ることができるから素直だと言っていた。
誤ったら何でも許されるものではないから、何回か同じパターンでされると周りの人は、この人は謝るけれど、誤っていない。傷つけたと心から思ってくれていないと思うから人が離れていく。
それがわからず、裏切られたとその人を切る。
悲しいことにお金があるから、裕福だから、人が集まってくるけれど、人間関係の継続ができない人だ。
でも孤独は嫌で常に人を求めている。
自分を愛してくれる人を。だけど、それは自分が望む愛で、愛してくれないと不満ばかりで、我慢できなくなり相手を攻撃する。
愛情はお互いが育てていくものだと思うのだが、私が好きと言っているのだから愛しなさいと言って愛を返してくれる人はいない。
まるで子どもだ。
精神性が低く、自分の考え方が全て。その他は受け入れることができない。
これから先この人の悩みを解決することができるのだろうか。
咸鏡が素晴らしいくても、手に入れるものが多くあったとしても、大学に行くときには頑張って勉強しただろう、子供の時は優秀でいい子だったのだろう。だけど、社会に出たら現実を見ないといけない。
この人の不幸は、環境が良すぎてぬるま湯から抜け出せなかったことだろう。
努力したと彼女は言っていた。子供の頃から先生や親の期待を裏切らないように勉強を頑張ったし、色々なところで、ちゃんとしていたと。だからずっと褒められていたし、優秀だったと。
もう、会社では働いてもキャリヤもないのだから、最低賃金だろう。
もう60歳になろうという歳で社会経験がないのに、プライドだけが高い。
咸鏡が良くてもひとりで生きていけないこの人はどうするのだろうか。
65歳なった私は、本当にこの人の人生をこれから、どこまで応援できるのだろうか。
ある意味血のつながりはないけれど妹のように思っているので、できれば幸せになってほしいと思っている。