老春時代の満足生活情報発信局(お金と暮らしと占いと人生物語)

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電話占い師時代の話

電話占い師時代の話

 

お金を払っているのだから、当てろと言わんばかりの人、なんでだろうと思う。

 

本当に悩みがあって占いに来たのか、何がしたいのか。

 

占いはあたる。だって、統計学だし、こうなるからこうすべきと言っているのだもの。

 

答えの道は一つではなくって、その中のどの答えを自分が出したいかだとおもう。

 

声を聴いただけで、「このお客は嫌だな」と思う方が多かったですね。

 

もう、占う前からわかちゃって。対面鑑定だと、お金もいただかないで帰っていただくレベルのお客さま。

 

電話占いは、顔が見えないから、なにを言ってもよいと思っている方が多い。

 

何を言って欲しいのかな、本当のことを言ったら、怒るよね。

 

彼の気持ちを見てほしい、いやなんとも思っていませんけどなんて言ったら、ガチャンとっ、きられますよね。

 

本当に、ある程度慣れてくると、占いって、ものの5分もあれば、答えは出てる。

 

特に、彼,彼女の気持ちなんて、すぐにわかってしまう。あとは、そのお客様にどのように伝えるかが大問題。

 

恋愛にもなっていないのに、彼の気持ちって。

 

よく言っていたのは、まだ何も始まっていないと伝えること。

 

未来どうなるかって、彼があなたを好きになるのには、あなたの気持ちに気づいてもらわないと思うの。

 

でも、彼が私を好きかだけでもって。聞いていますか?恋愛の対象になっていないと言っているのですが。

 

電話占いに来られる方って、基本行動をしないですね。それでは、未来は変わらないし、恋愛なんてできない。

 

占いは、未来を予測し、今の現状を変えて、幸せになるための道具です。

 

占い師と霊能者は全然違うということが、利用者にはわかっていないということ。

 

占い師は職業人です。仕事として認知されています。

 

ですが、霊能者という職業はありません。

 

占い師は、占術という道具を使うから職業として、扱われるのかもしれませんね。

 

私が、知人たちを占っていたころ、当たるとすぐ「見えるの?」「霊感があるの?」と、霊的なものが見えているかのように言われました。

 

本当に嫌で、もし私が見えているよと言ったとして、どうやってたしかめるの?

 

実際に、見えてても妄想かもしれないし、本当に自分でも確かめようがない。

 

本当にみえているなら、占いの道具なんて必要がないと思う。

 

見えるなら確証があるなら、私も霊能者というかもしれない。

「当たる」「当たらない」を重視される方は、霊能者のところに行くべきです。

 

本当に見える霊能者は、そのような方は相手にしません。もし、相手にするなら、金の亡者がついた霊能者でしょう。

 

「占い師なら、わかるだろう」「何も言わないから当ててみろ」「お金をはらっているのだから」このような気持ちで、占いを利用する方は、お金がもったいないです。

 

私自身、霊能者ではないけれども、「感」はよいですね。電話でしたら声のトーンや、話をした瞬間に、悩みがなんであるかわかったり、この人は、占いの利用の仕方が間違っていると思うことはあります。

 

私は、霊が見えるとか、未来が映画のスクリーンのように、見えたりはしません.。

霊能者ではないですけれど、人の気持ちを感じることができるようで、特に悪意があると疲れますね。

 

ですから、電話占いの仕事は精神的に、きました。本当に、不のエネルギーを感じてしまい、ドッと疲れました。

 

電話占い師の仕事は、真剣にまじめにやると、どんどん嫌になる自分がいました。一日三人が限界でした。待機をしている時間は、お客様来ないでね、みたいな。

 

 

電話占い師をしていた時に、私って、占いを使ってカウンセラーをしているようなと考えていました。

 

お客様から「元気になる」とよく言われていました。実際に、悩み相談ですから、解決をしてあげないといけないと思うのです。

 

占いの結果から、行動していただかないと現状が変わらない、今の悩みがなくならないと言っても、本人はつらいわけで、その気持ちを前向きにさせてあげないといけなくって。行動するには、元気にならないとと、とにかく今の気持ちを聞いてあげることを大切にしていました。

 

電話占いに来るかたは、仕事でもプライベートでも一人で頑張っている方が、多いです。

 

弱音を言えなかったり、悩みを相談されるばかりで、自分は悩みを口に出せない、聞いてもらいたくても聞いてもらう人がいない、作れない。だから、話すだけでも、頑張っていることを自分は弱い人間だといえる人がいることが必要。だからと言って、自分を知っている人間には言えない。

 

だから、顔の見えない占い師が、よいのかもしれない。

 

そんなお客様には、カウンセラーです。癒しです。頑張ってもらいたいと心から思って話をしていました。

 

電話占い師をやめてからは、占いカウンセラーと自分で名乗るようにしました。

 

占いで元気にしてあげたい人にはなぜか、自分から声をかけてしまう悪い癖があります。お金をもらったりはしませんけれど。

 

悩みがある人を感じてしまうのでしょうか。今の職場でも、つい、生年月日を聞いて、占ってしまう。

 

ひどいときには、修理に来た電気屋さんや、引っ越しの人だったり、なんというか、自分でもわからないけれど、なんとなくなんです。

 

それが結構、転職を考えていたりとか、家族のことで悩んでいたりとか、病気のことだったりとか。初対面の人に、何気に占いをしてしまう。

これが当たっているので、相手は喜ぶのですが、家族からは「母さんばかじゃない、お金にもならないのに」といわれます。