嘘ついているかもしれないじゃないと言われたこと。
体調崩している時に、ボーっと過去のことを思い出してしまった。
もう16年前くらいの話なんだけど。
当時、私は職場で、悪意のある噂に悩まされたことがある。
事実なら、仕方がないのだけど、事実ではないことで。
それも等の私は、そんな噂になっていることも知らず、注目されていることも知らなかった。
噂をしているのは、一緒に仕事をしたこともない他の部署の人たち。
人のうわさというものは、自分達の下賤な妄想で、話を作り上げ無責任にそれが事実のように話す。
さて、その噂を流している人と、勤務異動で、同じ職場になった。
そのころには、かなり私はその噂で困っていたが、何の反論もしなかった。
真実でないことに対して、騒いでも仕方がないと思っていたから。
人のうわさも75日というし、その噂が、真実ではないことは私が一番知っているので。
ただ、何で、こんなうわさになってるのだろうか。誰が、流しているのだろうと。
少しずつ、その噂の元もわかってきたけれど、わかればわかるほど人というものは、勝手に妄想をして膨らませ、真実でない事を真実のようにしていくのだなと思った。
毅然としていればいいやと思ってはいたけれど、看護部長が、下種の勘繰りをする人で、そのうわさを信じて、私にパワハラをしてきたのには、さすがにストレスだった。
さて、その噂の元を作った人と話をして、初めて、何でそんな噂になったかがわかったが、あきれてしまうようなきっかけだった。
うわさはダブル不倫をしている。年下の同僚との恋愛。
当時私は、慢性腎不全の持病が、発覚し子供4人を連れての離婚をしていた。
なので、ダブル不倫自体がそもそも違う。
私はプライベートと仕事を、区別していたし、自分のプライベートを他人に話をしない人間だった。
4人の子供を連れた母子家庭をしている人間、まして、持病持ちの私に不倫をするようなパワーはない。
仕事と子育てを頑張るので手一杯。
私の家庭事情などは全然、お構いなしのうわさ話。自分達のゴシップネタ。
当時会社には、専門学校に行っている長男が、働いていた。
夜間の専門学校に通っていたのだが、定時が17時なので、正社員として働いていた。
私は、その噂の出所が、長男の部署からだと言うことも知った。
その部署からの移動職員との話で、うわさ話の話になった。
「話をしてみると真面目なんですね。凄くキャピキャピしているように見えるけど違うのですね」
見た目でいえば、古い言葉だけど47歳だったけれど、(美魔女)だった。要するに、30歳、ともしたら27,8歳にしか見えない。
白衣が似合っていたのもあるし、若くえた。
普段もお洒落だったし、そんなことも注目されていたようだ。
子供が4人もいると言うことは知っている人がいたようだけど、兎に角プライベートを話さないので、見た目で勝手に盛り上がっていたようだ。
私は、その人に「何で同じ職場に、長男がいるのだから聞けばよかったのではないの?」
「可哀想じゃあないですか。真面目で、優しい子だしお母さんが、そんなことをしていると知ったら。」
長男は、とても職場でかわいがってもらっていた。真面目で、礼儀正しい子だったこともあるので。
私は何を言っているのだろうと思った。
あなたたちがしているほうが、子供が傷つくだろうが。
長男にそのことを言ったら、聞いてくれればちゃんと説明できたのにねと。
「何で、私に直接、たしかめなかったの?」
「だって、嘘をつかも知れないじゃないですか?」
はぁ~、この人何を言っているのだろうと思った。
そもそも、うわさになった原因は、同僚が、夜勤明けなのに自宅に帰っていないと、病院に電話があったことが発端だった。
それで、その日の夜勤者は誰かと言うことになりそれが私だった。
そこから、ダブル不倫という噂。
同僚が、私としか話さないことや、よく一緒にいることなどから、どんどん妄想が膨らんだようだ。
私は、仲が良い同僚、頼りにさてている先輩看護師訂だったのだが。
そして、当時私ともう一人の看護師と三人が仲がよかった。そこは噂にならなかった。
彼女は「○○さんがきれいだからね。私よりも花があって面白いからじゃないの」と。
彼はこの看護師ともとても仲が良かったのだけど。
人は自分の都合の良いところだけを切り抜いては張り合わせて、話をするようだ。
もう私は、憶測で証拠もなく、うわさを作り上げる人の怖さを知った。
夜勤が一緒が多い事、夜勤の前に一緒に、スーパーにいたこと(たまたま、夜勤の夜食を買っていたので、何が食べたいと選んでいた)、いつも行動を一緒にしていること。
そんなことだけで不倫していると言われるなんて。
とある看護師に、「何で私と○○君が、恋愛するとおもうわけ?」と聞いたら
「はやっっているじゃない。若い年下との不倫」
開いた口がふさがらなかった。
流行っているからそれだけで、うわさ。
あなたたちの好奇心を満たすための道具か。
真実を語る事をしても、信じないと言われたらどうしようもない。
私は聞かれれば真実を話すだけだけど、うわさというものは、その根本は醜いものだと思った。
真実でないことを言われても、否定をしても、悪意のある噂は面白いものを作るから砂糖に群がるアリのようだ。
まあ、職場ではやりずらかったけど、関係ないと真実は違うのだからと。
それに私にとって家族である子供たちが真実を知ってくれていた事が大切だったから、どうでもよかった。
きっと今でも伝説のようになっていた、私はきっと悪女としてのうわさも消えていないだろうな。
子供達からすれば、うわさになるほど、ねたまれるくらい母さんが魅力体な女性だと言うことじゃないかと嬉しいことを言ってもらえた。
仕事ができ、美魔女。
だからダブル不倫くらいしていてもおかしくないと皆さんの妄想。
実際には、この噂になった同僚が今は旦那なのだけど。
離婚調停のための相談を受けて司法書士を紹介したりとしたことから付き合いがあったから。
結果彼が離婚してから私に対して、付き合ってほしいと言われた。
まあ、うわさのこともあるし、断り続けたけれども根負け。
友人としてならと、つきあい。
私は、職場の人間とプライベートで付き合うことはしない人間だったので、かなりな譲歩だった。
そして5年付き合い、結婚した。
まあ、旦那は離婚話が出ていたので、それは私とは関係がない夫婦の問題。
だけど、本当にこの結婚は嫌だった。
もう、私の中で今も、なんでかなと自分の意思の弱さが恨めしいのと、旦那の思い込んだら周りが見えなくなる正確には、あきれるばかりだ。
私は、自分の見たものしか信じない。噂話の輪にも入らない。
人を傷つけると思っているからだ。
ママ友で、一緒に仕事をしたことがある人が、うわさ話が好きで、私に話をする人がいるが、私が言うことは、自分が見たの?見てないのでしょ?確かめたの?それに別にその人のの人たちが、不倫していても私には関係がないから。という。
まあ、不倫相手が私の関係者なら一大事だから、話を聞いて真実がどうかを確かめないといけないと思うけど。
うわさ話をする人は自分の価値が下がるとは考えないのだろうか。
人の人格否定をして名誉棄損をしていることに気づかない。
最低の人間だと思っているので、距離を置き、深入りしないけど。
だから、私は友人が要らない。だって、うわさ話ばかりしても楽しくないし、何が楽しいのかわからない。