老春時代日記。2024年5月8日家庭菜園。
4月の終わりに、隣の更地の持ち主が、尋ねてきた。私は少し体調がすぐれず休んでいた。
旦那が対応したのだけれど要領が今一つ伝わらない。
日曜日に、更地で地主の声がするので、出ていったら。
「奥さん、体調はいいですか?」
「はい、おかげさまで。今日はどうされたのですか?」
「ここに、果物の木を植えようと思って。先日、奥さんの好きな果実の木をうかがいに行ったのだけど、ご主人に聞けなかったので、適当に選んできました。レモン、桃、栗、イチジク、ゆず。半分は今まで通りに、駐車場として使ってください。で半分は家庭菜園にしてくれたらよいのですが。」
「えっ、家庭菜園につかってもよいのですか?」
「はい、このまま、放っておいていては税金も高いですし、奥さんが良ければ使ってもらえればうちも助かります。」
「本当にいいんですか?本格的な家庭菜園はしたことがないから。でも、鉢で育てられるものは作ってはいるのだけど、庭が狭いから、ネギやニラなどの青物を少しだけなんです。ニンジンやジャガイモを作れるといいなと思っていたのでうれしいです。」
隣の更地は、強風で、家の屋根が壊れてうちの家に被害があり、更地にされて一年くらい、駐車場として使ってと言われてはいたので、たまに息子や知人が来た時に使わせてもらっていたので、草抜きはきちんとしていた。まぁ、草が多い茂ると、やぶ蚊が出てきそうで嫌だなと言うことが大きい。
さて、家庭菜園と言っても畑となると、プランター栽培はできるけど規模が違う。畑は作ったことがない。
ダイソーの観葉植物達。1
少し、耕したら、凄い砂利石、大きな石が。
これは、土作りからだ。
ユウチュブ動画をみたり「野菜作りの教科書」なるものを読んだり。
季節は春なので、旦那にも手伝ってもらって、土作りからスタート。
いったいどうなるやら。
園芸道具やら、土作りの為の肥料やら。なんだかんだと出費が。なんだかんだと4万円弱かかってしまった。
これで野菜ができなければ、とほほだなと思いつつやるしかないべ。
でも、昨今野菜が高くて、庭が広かったらなぁと思っていたので、渡りに船。
自足自給。
だけど、私は万事がいい加減。非常に、手抜きをしたいタイプ。終わりよければよしタイプ。
旦那にも、「ど素人だから、今年はお試しで、やってみるね。」と言い訳を言いながら。
それでも、旦那が耕すのを手伝ってくれる。
ここで、旦那のいい所を書いちゃう。
耕して身体がしんどいだろうに文句を言わない。
私なんて、自分からすると言っているのに、終われば、「しんどい~、腰が痛い、足がだるい」と文句のオンパレード。
それでも旦那は「仕事をやめて、身体を使っていないし、腎臓が悪いし、疲れるよね。のんびりと無理せずに、手伝ってあげるから」と言ってくれる。
その旦那からの注意事項。
家庭菜園は、朝の涼しい時間にすること。
作業は、一時間したら、休憩をとり2時間まで。
必ず、帽子をかぶる。
水分を取る。
兎に角、夢中になると時間を忘れるから、気をつけること。タイマーをセットして作業すること。
など、結構約束事を言われた。
確かに、婚を詰めるタイプでもあるので、私は朝が早いので、旦那がいる朝の一時間作業することにした。
一日2~3時間、頑張ってみようと思う。