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宗教団体に入っていた友人との話。

宗教団体に入っていた友人との話。

 

ある宗教団体に入信していた友人と、話をした。

 

友人は2年ほど前に、脱退している。

 

「私ね、人を助けたいと思って、霊能者になりたかったの。」

 

そういえば、一緒に仕事をしている時に、「霊が見えるのか?」と聞かれたことがあるなと。

 

「霊は、見えないよ。」

 

「でも、占いができるのでしょう?」

 

「占いはできるからと言って、霊能者じゃないよ」

 

「人間って、第六感って誰にでもあるでしょ。その感がちょっと、人より強いかなと思うけど、幽霊が見えたり、予知能力があるわけじゃないし。」

 

彼女は、それでも、私を、そういう力があると見ていたようだ。

 

どうして、そう思っていたのかわからないけど。

 

彼女がどうして、霊能者になりたいと思っていたのか、なぜ、霊能者で、人を助けたいと、助けると思っていたのかがわからないし、聞かなかった。

 

彼女は、その団体で、勧誘をして、友人、知人がみんな、離れて、誰もいなくなったといっていた。

 

それにしても、その宗教団体に入って、活動すれば、霊能者になれるなぜ、思ったのがわからない。

 

自分は、宗教団体が、そもそも嫌いだから。

 

さて、友人との話だけど、友人は結構、上の位まで行ったようだ。

 

ただ、そのうち、上の人たちに不信感を持つようになって、やめたと言っていた。

 

私は、「宗教は、教えだから必要な部分もあると思うけど、私にとっての神様は日本に居られる八百万の神々だから。宗教は、教えをしているのであって神様ではないという考えなので、宗教団体は、人が作ったものと思っているの。

 

だから、教えで人を諭すことや知恵を与えることはできるけど、神様が、因縁や人間を脅すようなことや試すことはしないと思っている。

 

神様が人間に望んでいることは、人間が人として幸せに生きて、人生を、全うすることだと思っているの。

 

宗教団体は、悪いことは神様に対して精進が足りないとか、

悪いことが起こるのは、因縁だからとか、過去の霊だとか

私には、神さまが、自分達の子供である人間に対して、恐怖を与えるなんて考えられないのよ。

私が知る限りの宗教団体は、お金の献金と人をお助けしろと人を勧誘をして、献金させ、さらに、修行と言って、研修といって、お金を取る。

 

もう、知っている限り、どこも同じ仕組み。

 

何で、神さまに近づくためにお金がいるのかわからない。

お金は、人間の社会で、生きるためルールに必要な道具。

なのに、神さまにお金を、奉納なんて意味が分からない。

神様には、感謝の心じゃないのかと思うのだけど。

神様が、感謝を形にして、お金を奉納しないといけないとか、財産をすべて献金しなさいとかいうわけがない。

神様が、人が生きるために必要な道具を、没収するなんて、おかしいと思わないといけない。

 

 

宗教は、神さまの教えとして尊重するけれど、団体は人の作った「欲」が絡んでいると思っているので、宗教団体は、信じられない。

 

だから、宗教団体には入らない。嫌いなのよ」

 

友人は、もっと早く私と話をしていたら良かったと言った。

 

「駄目だよ、宗教団体に関しての話は私の考えだから、こうして話す機会があったから、話をしたけどそれは、あなたが、もう宗教団体をやめていると言ったから。

たまたま、あなたが入っていた宗教団体に勧誘されている人から相談を受けたよという話からだから。

 

誰かがどんな宗教に入っていても、そのことで議論をしたりすることは、私にはない。

その人が、自分で選んで入っているのだから、私の宗教団体や神様の考えを、他人に押し付けたり、その人の団体に対する活動に口を出すことはないよ。」

 

「だから、宗教団体に入っていることを聞いても、私何も言わなかったでしょ」

 

「宗教、神さまのことはその人の心の中の物だから、そのことで自分の考えを、話すことではないと思っているから。」

 

「それに、当時私が何を言っても聞かない状態で頑張っていたのじゃないのかな?」

 

創価学会の人も、真光の人も、真っ向から意見を言ったら、喧嘩腰になるよ。自分達は正しい、人を幸せにするために活動していると信じているものね。」

 

「うん、そうかも、私も、霊能者になろうと一生懸命だったから」

 

「うちの祖母や、母も入っていたけど、人を助けるとか、魂がすくわれるとか、神様に守られているとか。

 

幼稚園の頃には、祖母の「難妙法蓮華」を毎朝聞いていた。

 

おぼろげだけど、大きなお寺に連れていかれたことがある。多分、総本山じゃないかな。

だけど、母は毒親で、私は子供の頃は、他人から貧乏人の子供、夜の商売をしている家の子供。食べるものも満足に食べれず、学用品もまともに買ってもらえない幼少期を過ごした。

 

ある程度の歳になってからは生きる力、知恵がついた。大人になるまではと。

 

母は、ある意味男がいないとダメな人だったのだろう。父が「色気違い」というくらいだから。

 

その母だが、若い男に捨てられたときに、気違いのようになり、創価学会の活動にのめりこんでいた。

 

次に男ができたら、熱が冷めたように活動をしなくなった。

 

そんな母を見て、心が弱い人だな、何かに依存しないと生きていけない人なんだと思っていた。

 

その当時、母が不安定な精神状態だったので、お付き合いで、学会の集会について行ったりしていた。

 

まあ、幹部の方のお誘いの歯の浮いたようなセリフ。

 

「私は、団体行動は嫌いだから、今ここにいるのも、母が行きたいといっているからついてきているだけだから。」

 

「私を、入信させようとするのはやめてください。生きることで、不幸せなことも、悩みもないので。宗教に頼るほど、困っていないから。」

 

今でも、創価学会は嫌いだ。

 

宗教も生きるための説法とか、お坊様の話とかは好きだけど、団体だけはダメだ。

 

人は人だから、団体に入って、役付きになっても、人徳がない人ばかりだ。

 

  • 人徳があれば、勧誘などせずとも、その人の行いを見ていれば、自然とその人に関わりたいと思う。

あなたが苦しいのは、過去の因縁だとか、悪い霊がついているとか、まるで霊感商法と変わらない

 

詐欺だと思う。仕事をしたくない人間が、他人をだまして、搾取しているだけだ。

 

神様が、子育てをせずに家庭を壊してまで、人間関係を壊してまで、何かを要求することはない。

 

自分の弱い部分や嫌いな部分ばかりをクローズアップしているような宗教団体の説法で、何が楽しくて、献金をしないといけないのかわからない。

 

断じて、神さまが、金品を要求することはない。

 

入信して、献金したり、勧誘して自分の周りの大切な人が離れてしまっても、幸せだというのだろうか。

 

本人は、幸せかもしれないけれど、自分の大切な人のことを考えられない所から、他人を助けているなんて、まやかしだ。

 

自分につながっている人たちを巻き添えにしていることがわからない。

 

洗脳っていうのだろうか。

 

結局人は強くないと言うことなのかもしれない。

 

後悔をしない人生を歩きたいと心から思う。