釣りをするなら、釣った後のことも考えて、包丁くらい買っておけよと息子に言いたいと、思ったこと。
腎臓病の持病持ちのため、少し変わったことをすると、いつまでも体調がすぐれず、したい事が、進まない。
ブログを毎日、更新という目標を、月初めにするのだが、先月もダメだった。
普段は、全然、身体の不調を気にすることはないのだけど、毎日の生活にちょっと違うことを組み入れると、しばらく体調がが悪い。
さて今回は、息子の友人が、釣りに行き、ハマチ、ヤズなどの魚を、大量に釣ってきた。
戻ってきたときに、「釣りに行っていました。結構釣れました。」
「じゃあ、さばきましょうか?」と言って、クーラーボックスを、覗いて。
「えっ」と驚いてしまった。
80㎝の鰆を筆頭に、50㎝越えのハマチやヤズが、クーラーボックスいっぱいに、入っている。10匹以上入っている。
「持って帰れなかったから、ほとんどを、釣っては、はなしで、腕が痛いです」
これだけ釣れれば楽しかっただろうとは思ったけれど。
息子の家には、捌く包丁がない。
魚は捌けるけれど、こんなに大量に、魚屋じゃあるまいし捌けるのか?
「しめてはいるんですけど。」
そんな問題じゃなくって、誰かにあげるにしったって、捌かず「はい」って分けにいかないでしょうと心の中で、つぶやく私。
さてどうしたものかと考えて。とりあえず、はらわただけでも、出しておこうと考えた。
しかしである。包丁が、全然、きれない。
お腹を、さくのにも、非常に時間がかかる。
冷蔵庫収まり切れないし。氷を買ってきてもらい、クーラーボックスで、明日まで、冷やして保存。
翌日に、ホームセンターに行き、出刃包丁を買ってきた。
さて、さて、魚をさばくけれども、久しぶりなこともあり、苦戦。
ハマチは、骨が固いので、カッツするのに結構力がいる。
私は、背が小さいこともあるのだが、息子の家のキッチンは、高い。
力を入れにくい。
もう、左手があかくなるし、手がだるいし。やりにくい。
ある程度の、勢いがないと背骨の骨が落とせない、頭を落とすのが、最初の何匹は良かったが、だんだん、力が入らなくなる。
もう、嫌だと思いつつ、格闘。50cm以上のハマチには、大苦戦。
刺身用に捌いたり、焼き魚用にと。
もうてこずるのは、あら炊き用に頭を裁く時、疲れた。
息子たちの夕飯作りもしなければいけないし、。夫の夕飯つくりもある。
同じ家に住んでいるのなら、一日をかけて、捌けばいいけど、帰らなくてはいけないから。
ほぼ捌いて、冷蔵庫に入れて、帰る。
三日目。
味噌漬けにしたり、たれに付け込んで冷凍したり、空揚げ用に加工、お弁当用に加工。
冷凍庫がいっぱい。
吞気そうに「一か月は、魚に困らないね」と息子。
「あんたさ、母さんが夕飯作りに来ているから、良かったけれど、どうするつもりだったの?」
「そりゃ、持っていくよ。俺、捌けないもん」
「ああ、そう」
心の中で、釣りが趣味なら、捌くことも覚えろよ、包丁くらい自分で買えよ。
もう、出費して、しんどい思いをして、何をやってんだか。
見た目元気で、自分が引き受けたことはきっちりやらないと気が済まないので、泣き言も言ったことはないが。
あとから、しんどいのが来る。二時間の立ち仕事はきついし、力仕事はかなりな負担にになるということがわかった。というかいつも、あとから反省
こんな時はさすがに、自分が情けない。無理がきかない身体だと実感する。
夫は、その姿を見て、今度は、家に持って帰っておいで、教えてもらいながら俺が捌くよと。
嬉しいけど、ほんとかな?だって。虫や気持ち悪いものが大の苦手なのにと、思う私。
まあ、めったにあることではないことだから。
今までは、魚をさばくことができるけれども、出刃包丁がなかったので、丸ごと一匹魚を、買わなかったから。今度から買えると夫に、話す。
そう、このことが原因で、未だに、ちょっと、お疲れ気味な私。