旦那シリーズ #14猫事情
猫より扱いにくいのは旦那だった件
母猫の鈴が、昨日の夕方に帰ってきた。
真っ黒けで、でも元気。
私は外出していたから、帰ってきてから名前を呼んだのに返事なし。
「今日も帰らないかな」と思ったら――。
「鈴、帰っているよ」
えっ?見たら部屋にいた。
「餌、やってくれた?」
「やってない」
……は?
「昨日の晩から何も食べてないかもしれないのに?」
「小鉄に威嚇するから」
いやいやいや、それ理由にならんでしょ。
猫に意地悪する夫のほうがよっぽど威嚇だわ💢
ペットを愛せない男は、人を愛せるのか
鈴はすり寄って「ごはんごはん♪」って鳴いている。
かわいい。必死。
なのに旦那は、まるで冷酷な番人のように無視。
……あのね、動物を飼う資格ないよ、ほんと。
この人は、自分のお気に入り=小鉄だけを特別扱い。
それ以外は敵認定。
犬のアリスに対しても態度は冷たい。
「どの子も家族」って、何度言ったらわかるのか。
今朝の惨劇
「痛っっ!!!」
飛び起きたら、鈴は慌てて毛づくろいして知らん顔。
わかってるくせに誤魔化すところ、旦那そっくり。
でもね、鈴はまだかわいいの。
爪は痛いけど、あれは本能だから。
旦那の意地悪は……あれは“性格”だからタチが悪い。
旦那 vs 猫
旦那は動物虐待のニュースを見ては「ひどいな」とか言うけど、
いや、あんたも似たようなことやってるからね?
「気に入らないから放置」とか、
「自分の好きな子だけかわいがる」とか。
そのくせ、小鉄はやっぱり私になつく。
どの子も私の後をついてくる。
そう――旦那だけが孤立。
家族の中で一番なつかれてないのは、人間の旦那。
結論
猫事情? 犬事情?
……いやいや、最大の問題は 旦那事情。
猫の引っかき傷は薬を塗れば治るけど、
旦那の性格の悪さは、一生治らん。