老春時代の満足生活情報発信局(お金と暮らしと占いと人生物語)

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子供が大人になって、考えること

事件を起こした犯人の親たちを、メディアが取材しているのを見て思うこと。

 

成人して、家を出ている子供達の生活をどのくらい、把握できるだろう。

 

私は、四人の息子の母親だけれど、便りのないのは、元気な印なんて思っているので、

 

子供達に、連絡を取ることはあまりない。

 

特に男の子なので、聞かなければ、引っ越ししたのも、連絡してこないこともある。

 

仕事を辞めたことや、自分のライフスタイルを、あれこれと連絡してくることはない。

 

男の子、特にうちの子供は、母に連絡してくるときは、困った時に、知恵がいるときぐらい。

 

だから、普段子供がどんな生活をして、どんな人たちと関わっているのかわからない。

 

親の責任とか、いうけれど、私自身も、中学を卒業して寮生活から、実家に戻ったことはない。

 

転職も、離婚も、親に相談したこともないし、つきあっている人がいても親に言ったこともない。

 

親も、私はしっかりしているからと、無関心だった。

 

自分の子供たちに対して、思うことは、学校出た頃はまだ、手の届く範囲だったけれど、

 

それぞれが独立して、生活を始めると、私も、干渉しなくなった。

 

他人には迷惑をかけないと、子供を信頼している。

 

「殺すな」「盗むな」「騙すな」と教えてきた。

 

人に後ろ指を指されるようなことはするなと。

 

自分を大切にする事で、相手を思いやれる心が生まれる。

 

自分が嫌なことは人にするなと。

 

子供が大人になって、気づいてことだけれど、私の生き方も、影響があるのかと思う。

 

長男は、とても我慢強い。小さい頃に、母子家庭だったこともあり、母を守るという意思が強いから、

 

私にカッコ悪いことを見せないようにして、自分で抱え込む。

 

その為、鬱に近い状態になったことがある。

 

次男は、私と一番関わりがある。よく連絡をしてくる。困った時も、自分のやってる事や、友人のこと

 

好きな人の事などよく話す。だから、彼に対しては、子供の頃と同じくらいに、日常のことや

 

考えていることはわかる。

 

三男は、優しい子供だけれど、特にやかましいことは言わない。一定の距離をもって、付き合っている。

 

四男は、チョット何というかさすが末っ子。自分の好きなように生きている感じ。

 

自分の都合の良い時だけ、私に連絡をしてくる。

 

子供達と疎遠ではないが、何か起きた時に、彼らの事を、全て把握しているか言ったら

 

皆無だ。

 

よく、子供の頃は、どんなお子さんだったか?と聞かれるが

 

子供の頃は、どこのお子さんも、親の言う事や大人の言う事を、聞いて生活をしているので

 

良い子だろう、その家庭の色がおおいに、でている。

 

 

成人したら、いろんな人間関係で、自分形成していくし、影響を受ける人にも出会うだろう。

 

そんな中で、成人した子供に対する親の責任を、問う人たちに言いたい。

 

自分が大人になって、家を出て、親に逐一報告をするのか?

 

親に心配を、かけないと言う事を、何気にしているのではないか?

 

年老いた親に、コメントをもとめるマスコミ人、馬鹿じゃないかと思う。

 

親に話ができるのは、子供時代のことだけである。

 

頑張って育てて、大人になってどうなるかなんて、わかるわけがない。

 

子育てに、成功も失敗もない。

 

オウム信者の人たちのことを考えて見て欲しい。

 

頭の良い人たちが、麻原彰晃に関わり、とんでもない事件を起こした。

 

この親たちは、子供のためを思い、一生懸命子育てをし、良い学校にいれ

 

将来に幸せな人生を送ってほしいと願って子育てをしたのではないか。

 

そんな親に、事件を起こして、今どんな気持ちかとか、被害者の方に対してとか

 

馬鹿じゃないのかと思う。

 

親であれば、親であるから、子供が成人すれば、便りのないのは元気の印である。

 

世の中の人に聞きたい。

 

あなたはいつまで子供の責任を持てますか?

 

自分が大人になって、親にいつまで責任を持ってもらいますか?

 

親は死ぬまで親です。しかし、それは、巣立った子供たちの幸せを願うばかり。

 

自分の人生を歩き出した子供は、独り立ち。

 

高齢者が事件を起こした時に、その親が生きていたら、コメントもらいに行くのか?

 

今、昔でいうなら、昔は三世帯なんて、当たり前。

 

今は、核家族

 

親に迷惑をかけないで、子育てをガンバっている家庭がほとんど。

 

手探りで、いろいろな情報がある分、迷いながら、子供に良かれと思うことで

 

頑張っている親たちに、エールを送っても、責める言葉がいるのだろうか。

 

子育てに、正しい答えなんてない。

 

自然の中で育てるのが良いとか、じゃあ、都会の中で育った子供は悪いのか。

 

なぜ、子育てに良いとか悪いとかがあるのか?

 

与えられた環境の中で、子供が自立して独り立ちができるように

 

見守り育てて行けば良いのではないかと思う。

 

親は、逆縁の不幸がなければ、必ず先になくなる

 

それは人それぞれだが、親がいなくなっても、生きていけるように

 

育てていけばいいじゃないか。

 

子供たちに、普通で良い、生きてきてよかったと思える人生を送ってと。

 

親として、子供が成長して、思うことは、世界で母親は私だけ。

 

だから、どんなことがあっても自分の子供は信じるという事。

 

母親であることに誇りとこの子たちの親であることに心から、感謝を忘れない。

 

人生の中でも多くの幸せと勇気、生きて行くことの強さと自信を

 

子供達からもらったから。

 

神様に感謝。

 

来世があるなら、またこの子たちの母親になりたいと心から思う。