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大人の発達障害について。「息子の転職活動」

大人の発達障害について。息子の場合。

どうしたものかと、自分に障害があるなんて言われたら、嫌だろうな。

仕事が休みだったので、昼の食事を一緒に食べるために、外食。

結論から言えば、「ASD」ではないかと言うことは、言わなかった。

ASD」の特性を考えて、私が息子に対して感じている事を話をした。

仕事の様子を聞くと、上司の言うこと(兄)が、上司からもらった本と違う。自分ができていないのにと話す。

教える気がないと言うこと。

マニュアルがないと。

表情が、ないことも言われており、笑えと言われる。このままでは、近い将来止めてもらうことになるとも言われたと。

本人は、わかっていないのだろう。

上司である兄からは、報告を受けているので、状況は分かっている。

それらのことを知って、息子の話を聞いていると、やっぱり「ASD」だなと思う。

周囲への関心はないが、受動的というか、言われたことは素直に応じているが、本などで知った知識を、そのまま、待ってきて相手を見ている。

文字通り、言葉通りのの判断をしている。

関節な表現は伝わっていないようだ。

本での知識は、現実にそのままを利用するのではなく、それを基本にして考えると言うことができないようだ。

兄は、考えさせると言うことが自分を成長させると思っているので、それはこうだからという言い方はしない。そのため、遠回しな言い方や、このくらいは気づけというやり方なので、息子には、教えてくれないとなっているようだ。

営業の仕事は、臨機応用が大切だと言うことを伝えようとしているのだが、うまくいっていないようだ。

課長が来ているのに、外から帰ってきたときにあいさつをしないことで、注意を受けたら、話をされていたので声をかけなかったと。

この子とは、人が話をしているのに、声をかけるのは失礼だと言うことをマナーとして覚えているから。

だけど、上司が話をしていても、あいさつをするのは失礼ではないことがわからないようだ。藩士をしているのに「何の話をしているのですかと」割り込むのは違うが、そのことがわかっていないようだ。

兄にすればこんな常識がわからないのかと。

ともかく、息子はちゃんとマナーを守っているのにと、なぜ、注意を受けたのかがわからない。空気が読めれば、声をかけなくても、お辞儀するとかがあったのだが。

兄の話から、息子の「ASD」の症状がよくわかる。

そのために、どうするべきかを話さなければと思っていた。

食事をしながら、仕事の話を聞き、今後のことを聞いた。

「4月までに仕事ができないならやめてもらうと言われた。だから、次の仕事を考えている。」

「そう、時間があればできなことはないけど、兄ちゃんは率先力の人材を必要としているから、弟であるあなたに厳しいのかもしれないね。」

息子は、兄が言った言葉で、自分はもう辞めないといけないと、判断しているようだ。

私は、兄に対しては、息子の考え方や今現在、言われたことを一生懸命にしていることなどを話をした。

兄は、「ゆっくりと、うちに人材がいて、育てる状況があればいいけど、無理だ」

「母さんの言うこともわかるけど、今のうちの所では、そんな余裕はない。」

「俺らの仕事は、成果を上げてなんぼの世界だから。」

「真面目で、自分を変えると言うことに頑張っていても、今の性格では無理。空気を読めない事、相手の思いを受け止めて、相手が何を望んでいるかを察する能力がなさすぎる」

「マニュアル通りには、進まない仕事だから、こんな時はこうすると教えたら、そうではに時の対応ができないのであるなら、使い物にならない。あいつのためにもう一人ホロー人材がいる。そんなことは、今の俺の所では、無理だ。今は派遣の事務員が能力の高い人で、カバーをしてくれているが,この人がいなくなったときに今より仕事ができなくなる。教えてくれると待っていたのでは、仕事はできない。わからないのであれば聞いてこなければいけない。だけど、疑問さえ持っていない気がするし、自分の物の言う言葉がお赤しいことにも気づいていない。」

「電話があり、先輩に伝える際にメールで、○○さんから、言付けがありました。メールを見た相手、何のこと付け?と聞いてくる。そしたら、相手が事付けをしてくれと言われたと。相手は、今いないと言うことを知って、折り返し電話をしてもらってくださいとことづけでした。それならば、いないことを伝えて、何か事付けがあると聞いたら、帰ってきたら折り返し電話が欲しいと、急ぎではないと言うことだった。と言わないといけない。」

「何が重要な科を考えていない、何を伝えたらいいのかもわかっていない」

「致命的だ」

「電話の応対の仕方から、教えないといけない、そんな時間はないし、普通に何を伝えたら相手にわかるかがわかっていない」

もう、なるほどと思うしかなかった。

教えれば必ずできることはわかる。しかし、兄からすれば普通なことができないと。

判断能力がなさすぎると。

さて、息子が、再度の転職を考えていることがわかり、「ASD]の強みが生かせる仕事に応募させることを提案することにした。

そして、息子には「あんたは、今までそうだったのだけど、困ったことや嫌なことを言わないから、母さんも何も言わなかったけれど、今回、兄と職場が同じになって、兄からも色々と聞いて思うのだけど。あんたの前の仕事のほうが落ち着いて仕事ができるのではないかと思う。」

「今は半導体の仕事が、いいんだよ。」(太陽光発電の営業を転職サイトからすすまれていて、興味を持っていた。収入も多いから)

「そうかもしれないけど、元々は、○○にいきたかったのではないの。」

「転職するときに募集していなくって、営業をするなら飛込よりは、兄の様な営業からスタートすればよいと、兄と同じ会社を選んだでしょう」

「今、一年前から、仕事を変わるなら○○ならと言っていた会社が募集しているのよ」

「そこを受けてダメだったら、太陽光熱の会社に応募すればいいのでは。」

「元々、前職も、給料やボーナスカットで給料が少なくなったりしなければずっとはたらいていたでしょう」

「あまり転職をするのは嫌だろうから、今までの品質管理やラインの工程管理、生産管理の仕事ならスムーズにできるのじゃない。扱う品物が違ってもね。」

「○○は、大きな会社だから、今回のコロナ感染でも業績は落ちていないし、まだまだ伸びしろがあるよ。給料も初任給が最低ラインがわかっているし、知人からも給料はいいと聞いてるから。」

「お前の、まじめで黙々と作業の取り組めるところは、工業の様なラインの仕事がいいのではと思うよ。」

息子は、話をして、少しうれしそうにしていた。

そして、インターネットでその会社に、採用希望の連絡を入れた。

今回、私が「ASD」とわかって話をしていたけれど、話の仕方や内容を分かりやすく言ったこともあるのだけど、やっぱり、コミュニケーション能力がないのを感じた。

そして、自分が嫌なこと感じていることを話すのもうまくないと思った。

母親であるから、何を言いたいかわかるので、子いうことかなと聞き返すと「そうそう」という感じである。

言葉のチョイスができないから、自分の思う気持ちを説明するのもうまくないようだ。

これは対人関係で、相手に誤解をもたらすだろう。

知識と知っていることは本当に、凄いのだが、興味のないことは全然だ。

そして、今回感じたのだけど、聞くと言うことはかなり、わかりやすく言わないといけないことがわかった。

伝えることを、箇条書きで書いて、それを見せながら、説明すると何を言っているのかを理解しているようだ。

結論を言って、裏付けみたいな感じだ。

あいまいな言い方は、ダメなこともわかった。

障害者と認定をする必要があれば、息子に話をしてみようと思う。

今は、息子の生活に、困ったことがあれば、とにかく、まずは、母親を頼るように話をした。必ず、客観的判断して、助言をするし、考えると約束をした。

説明ができにくいのであれば、「困っている」と言ってくれれば、母さんが、話を引き出してあげるからと。

どのようなことをすれば、彼が社会で生きやすくなるかを考えてあげたい。