老春時代の満足生活情報発信局(お金と暮らしと占いと人生物語)

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工場勤務から転職活動を始めた息子の問題。元不登校、引きこもりの影響。①

転職活動を開始した、三男坊。

就職は高校卒業後の春休みに中に、先生のおかげで何とか決まった。何故か6ヵ月でやめた。

半年ほどをたって、私の元職場に看護助手とし就職した。一年後に、深夜勤務がしんどいと辞めた。

友人の紹介で、とある工業会社に、行き、今に至っているが、この会社、7年務めているのだが、中小企業の為、コロナ感染などで、業績が悪化。手取り給料が、14万。ボーナスは年二回あるが、合わせて20万ほどだ、もらえないよりはよいだろうが。

7年務めていれば、給料が手取り20万を超えていても良いのではと思う。

3年ほど前から、転職をすればと言っていたのだが、まだ、コロナ感染もなく、のんきなものだった。

友人とシャアハウスしていたのだが、友人がマンションを買い、自分も中古の住宅を買った。

その家で、友人とシャアハウスしているのだが、事情があり、支払いが高い。友人がいなければ、払えなくなるのではという心配がある。

そのようなことがあり、転職を考えて動き出した。

 

三男坊は、頑固だ。ちょっとめんどくさいタイプの子。

扱いにくい子でもある。

身内には、一人前のことを言うのだが、他人に対してはビビりなのだ。

そのため、面接がからっきしダメだ。

中学生時代不登校で集団生活していないため、人とのかかわり方が、できないのだ。

自分に自信がない、どう思われるかわからない。人に質問されると答えられない。

私が居れば、他人と喋れるのだが、1人ではダメだ。

高校の面接が、終わっ時の様子は忘れられない。

暗い、真っ青な顔をしていた。あ~、これはダメだなと。落ちましたね。

結果、一年後に定時制高校に、入学した。高校卒業は、就職するときに必ず、必要な学歴だと、今の日本では最低の学歴だから。

面接時の、注意や答え方などを先生が教えてくれたけれど、自分は大丈夫と、本気で練習をしていない。

全てにおいて考えが甘く、内弁慶とでもいうのか、身内には、いかにもできる感でものを言う。

今回、営業を転職会社から勧められているという話をしたら、兄が冗談で、「俺のところに来れば」に乗ってしまい。先日、課長と兄と会った。

兄は、弟に合うのは4年ぶり。

「母さん、暗い、ダサい。要らんわ。営業なんかできんで。紹介だからはいれると思っているわ。俺、課長に取らんでいいですと言いそうだったわ。課長が席を立った時にあいつに聞いたら、面接してもらいたいというから。言わなかったけど。課長も、弟さんと言うことをプラスしても、面接しても5分5分ですねと言われたよ」

「母さんが、あいつの仕事や生活を心配しているから、仕方がないけど。自分磨きができていないし、生活の乱れが、出ている。」

「課長に、うちの会社に来ようと思ったのはと聞かれたら、兄がうちの来るかと言ったからと。課長が、それを会社に来ることの理由にしたら駄目だよ。と言っていたよ。当たり前だわ。あれは、俺の声がかかっているからはいれると思っているな。あれじゃどこもとってもらえないで」

「仕事辞めたら、次の仕事を見つけるの難しいと思う。自分の価値観もないし、何で、転職をしようとしているのかも話せない。で、緊張しすぎ。わからないこともないけど、見た習慣、落とされるわ。話してさらに駄目だこいつと思われるよ。俺さ、店長しているから、はっきり言うけど、営業の世界は、厳しい。無理だよ。ビジョンがなさすぎ。」

「30歳じゃろ、今年、31歳。無理じゃな。もっと、自分の生活をしっかりと考えないとね。」

結果、昨日、本番のために、自己アピールをする為の原稿を作って、持って行った。

欠点を逆手に、それを武器にして、面接に備えようと。

息子に、自分の長所はなに?と聞いたら、長所と言ったきり答えない。

「あのね、面接で、君の長所や欠点を聞かれたときに、答えがすっと出てこないようならその場でもう、終了だよ。自分がわかっていない人間を会社は必要としないから。」

「自分を使ってください。自分にはこんな良いところがありますと言えないのであれば、戦力にならないと思われるよ。工場なら、流れ作業でもいいので、手があり、工程を理解し、人間性を重視しなくてもいいから、まじめで寡黙で、暗くて喋らなくてもいいわけだから。だって、部品だからねあくまでも、工業では決まったことを決まった時間までに仕上げればよいのだからね。」

終活とは、自分をしっかりと見つめることのできる活動だ。

今回の、就職活動は三男坊に、時分とはを見つめる良い機会になるといいと思う。

三男坊を見つめて思うことは、引きこもりになった時に、学校に行きたくないことで彼が得たもの手に入れられなったものが見える。

不登校も引きこもりも、必要であれば、仕方がないと思うことだ。

だけど人生を、送るのには働かないといけない。特殊技術があったり、特別なスキルがあるなら、引きこもりでも変人でも問題ないかもしれない。

しかし、普通はそのようなこともやっぱり努力した人間が持っているものだろう。

そのことを踏まえると、普通の人間が最も必要なものは、コミにケーション能力ではと思う。

人間関係に対して、臆することがないことが、社会においては、必要不可欠だ。

残念なことに、中学生活を途中から引きこもり、人間関係に対して、臆病というか苦手意識がある息子は、今回の、転職活動は苦しいものになるだろう。

社会という物は、簡単ではに事を学びどうするべきかを学ぶときなのだろう。

時分だけの世界で生きてきて、楽をすることを覚えてしまった三男坊。

次男坊はそんな弟に手厳しい。