今日は、茶々の出会いの話。
2019年1月8日、時々行く、牛丼チェーンに。
駐車場に降りたら、猫の鳴き声。
駐車場の金網フェンスの上に上がって鳴いている、子猫。
夫に、おろしてやってと言ったが。
「えっ、」という顔。
もう、触れないのね。まったく、子猫も触れないゴキブリもダメ。
そう、ちょっと、脱線すると、夫はなぜか、虫もダメ、怖いこともダメ。
本当に、ゴキブリを見たら、私を呼ぶ人。
見た目は、男らしいのに、私はかわいい奥さんなんて、できない。
強い奥さんになってしまいました。
仕方がないので、声をかけながら、おろしてあげました。
反対側の民家に。
それで、私たちは、食事をするために、お店に入りました。
30分ほどで、でてくると、「ミィ、ミィ」と泣いています。
まだ3か月くらいなの子猫。
民家から、上がってきたと思っていたので、民家の庭におろしたのですが。
車の下に入って、泣いています。
このまま、帰ったら、車にひかれるのではと、思うと知らん顔ができない。
でも他人の家の庭に入ることはできない。
駐車場から、子猫に声をかけてみました。
駐車場のフェンスごしに、「おいで、おいで」
来るわけないかと思ったのですが。
なんと、先ほど上って降りられなくなっていたフェンスを
一生懸命に、泣きながら、時々引っ掛かりながら、上ってきたのです。
差し伸べた手に、まるで捕まるように、私のところに。
猫を飼おうなんて、思ったこともなく、家には「アリス」がいるし。
でも、まさか「おいで」といってくると思っていなかった。
交通量の多い場所で、惹かれたらと。
初対面だし、びっくり。
この子は、迷い猫?でも、どうして、あんな場所で、独りぼっち?
飼い主は、いないのかな?まだ明るい時間だったし、あんなに泣いていたら
探していたら、見つかると思うし。
「連れて帰るの?」
「だって、呼んだら来たんだもの。このままおいていたら、車にひかれるよ」
「抱っこしたら、安心したのか泣かないし」
それから、急いで、ホームセンターに行って、必要なものを購入。
目が青く、体は白。目はまだ小さいから青かなと、思いました。
インターネットで迷い猫を探していないか、町のタウン誌に載っていないか
お店の人にも、迷い猫を探している人はいないかと。
保護して、一週間後に、動物病院へ。
保護猫であることを伝えて診察。
生後三か月くらいの男の子。特に悪いところはないということでした。
顔とかしっぽが少し、茶色なので「茶々」と。
ビーグル犬の「アリス」とは問題なく仲良く、安心しました。
「アリス」がいるので、ゲージを買って。
しばらくはゲージ生活かなと思っていたけれど、普通に部屋の中で飼うことができました。
茶々と一緒の生活をするようになって、猫の可愛さに、びっくりしていること。
こんなに、猫が人の言うことがわかるのかと、驚いている。
夫も、初めて猫を飼うのだが、とてもかわいいと言う。
夫は、実家で犬を飼っていたので、ペットは、犬と思って「アリス」を
家族にしたのだが、最近夫は、「アリス」がいなければ、もう一匹。保護猫を飼ってもよいねと言う。
アリス、ごめんね。嫌いといっているわけじゃないよ。
一年たったのだけれど、「茶々」を見ていると、あの時、茶々がフェンスを上ってこなければ、うちにはいないのだよねと。
なぜ、初めて会った私のところに来たのだろうと思う
猫が、呼んでくるなんて思ったこともないから、これが縁なのかな。
人も、動物も、縁というものは不思議。