夫婦喧嘩、感謝、思いやり?…そんな幻想どこにある
老春時代日記「旦那シリーズ」 2025年2月3日
今年の正月、私は早々から旦那にブチ切れた。
年末は夜勤だったので、旦那には実家に帰ってもらった。元旦の夕方には戻る予定──のはずが、友人からLINE。
「さっき旦那さん見かけたけど、一緒じゃないの?」
え? 一緒じゃないよ。帰宅予定は夕方だし。と思ったら、結局帰ってきたのは夜7時過ぎ。しかも、買い物袋ゼロの手ぶら。どこの王様ですか。
しかもドヤ顔で「紅白見て、父親と夜中に初詣行った」と報告。いやいや、武勇伝みたいに語ることじゃないから。母親は寒いから行かなかったらしい──知らん。
「行ったかもしれん」殺意スイッチ
旦那に「元旦に○○のショッピングセンター行った?」と聞いたら、返事がコレ。
「行ったかもしれん」
……はぁあ!? 二日前の話だぞ? 記憶喪失か?
行ったなら「行った」、行ってないなら「行ってない」。この二択しかないのに、なんでグレーゾーンで攻めてくるのよ。
曖昧返事が地雷を踏み抜き、私の殺意スイッチON。
問い詰めたら「母親が行きたいと言ったから連れてった。自分はメガネ屋に行った」と白状。
だったら最初からそう言えや。お前は取調室で刑事にボコられてやっと吐く犯人か。
インフルエンザ療養所 in 我が家
その後、私は旦那を完全無視。黙って嵐が過ぎ去るのを待つ──はずが、4日に旦那が高熱。夜間診療へ行ったら「インフルエンザA型」。
はい、強制収容所生活スタート。
二階と一階に分け、接触禁止。ご飯は作ってテーブルに置くだけ、LINEで最低限の連絡。ペットボトルを持たせて二階に籠城。
私は完全防護で無言生活。熱が下がり11日に仕事復帰したけど、私は相変わらず無視モード。
弁当も「食材が腐ると困るから仕方なく」作っただけ。愛情ゼロ、義務感100%。
感謝ポイントは「ATM機能」だけ
もちろん、感謝はある。
私が仕事を辞めても生活できているのは旦那のおかげ。そこはATMとして優秀。
でも、それ以外はダメダメ。
私が高熱で動けなかったときは看病ゼロ。息子を呼んで買い物させたのは私。
なのに旦那が熱出したら、私が即座に看護。なにこの一方通行システム。バグってんの?
ケチで無関心な正論ロボット
日常でもムカつくことだらけ。
電気代節約のため、暖房すぐ消す → 私は冬に凍死寸前。
夏はクーラーつけない → サウナ寝室。私は冷風機とアイスノンで命つなぐ。
腎臓病の私に脱水リスク? → 看護師なのにスルー。
看護師免許、返納しろ。患者の命より電気代が大事ってどういうことよ。
そして何より、動物への態度。
「死ねや」「このクソ犬が」と暴言。犬を蹴るな。ご近所に聞こえて恥ずかしいわ! 老犬アリスが怖がって脱走して車に轢かれそうになったこともある。
優しさゼロの鬼畜看護師、どうして採用されたのか本当に謎。
この先の未来予想図
正直、この人と老後を過ごすとか無理ゲー。
もし認知症になったら? 「このクソ婆!」って暴言+暴力フルコースが待ってる気しかしない。
過去には首を絞められたこともあるし、床に叩きつけられたこともある。
今は「人を殺したら親がかわいそうでしょ」と私が説教したおかげでしなくなったけど、物は壊す。要するに危険人物。
もう悟った。「他人は変わらない」。なら、自分が変えるしかない。
結論:旦那はATM兼同居人(期間限定)
頑張って添い遂げようと思った時期もあったけど、もう限界。
旦那はATM機能だけ発揮して、私は猫と穏やかに暮らすのが一番幸せ。
猫は賢いし、裏切らないし、正論で殴ってこない。
旦那よ、せめて猫を見習え。
来世は間違っても人間の男には生まれませんように。
──そう神様にお願いしたい、今日この頃。
旦那disり全開ポイント
曖昧返事=「取調室でやっと吐く犯人」
ATM機能以外は使えない
看護師なのに「命より電気代」
鬼畜看護師、犬に暴言
来世は男に生まれたくない