老春時代日記、10月の出来事
10月21日の朝、トイレには入り、便座に座った瞬間。
65年間生きてきて経験のない胸の痛みに襲われた。
もう、直接心臓を鷲掴みされているような強い痛み。
ほんの数秒だったかもしれないが、何が起こっいるの?何?何?このまま、どうにかなる?
すぐにおさまったけど、死ぬかと思った。
その後、身体はだるいし、左の肩やみぞおち、左の歯肉が痛いやら、身体に違和感が残る。
これは、病院に行って診てもらおうと。
循環器クリニックを受診。
検査をしてもらった。
病名は、冠れん縮性狭心症。
発作時の為に、ニトログリセリンのスプレーが処方された。
もう、なんということでしょうという感じ。
さて、さて、この病気。
発作が起きなければ、普通に心電図を取っても、異常はない。
喫煙されている方の発症が多いと医者が。
喫煙はしないといわれてましたよねと。
はい、一度も吸ったことはありません。
検査では、心臓自体の病変はなかった。
それについて、ホッとしたら。
医者から、狭心症の発作ですからといわれた。
ほっとした私に、今後も発作が起きることを暗示。
心電図で気になるところがあると言われて、来月、再検査(心電図)を取る。次回予約。
自宅に帰ってから、何が原因かを考えてみた、
この病気の、原因は、ストレス、喫煙、睡眠不足、がある。
発作が起こる数日前から朝晩の冷え込みが強くなっていた。
発作が、起こる前日2時間ほどの買い物にでていたのだけど、いつもより何故か、非常に倦怠感を感じていた。
そして、急に寒くなって、5匹の猫達が私の布団に。猫団子になり、真ん中で寝るから、私は布団に入れない。端の方にかろうじて、入って寝ようしたのだけど、先住猫が、いつも寒い時期は、左側の腕で寝るのだけど。この日は、何故か出たり入ったりを繰り返す。入る時にわたしを突いて、起こす。そのため、寝不足。
その状況で、朝トイレに入り、発作が起きた。
看護師で良かったと思う。
原因を考えられるし、医者の言葉足らずを補足できるから。
心臓に病変がないという事は、同じ状況に、なれば、発作は起きるということ。
過労、精神的、肉体的ストレス、睡眠不足、喫煙、飲酒、急激な気温の変化、加齢。
さて、さて、冠れん縮性狭心症について原因は、環境要素も関係してくる。
この、病気は、不整脈がある人は、要注意。脈の乱れの持続時間に、気をつけてそんな方は、一度病院受診を勧める。
突然死でよく言われる、昨日まで元気だったのに。が一番当てはまる病気だ。
冠れん縮性狭心症の厄介な点は、発作が起きていないと、心電図にも現れない、発見できない、
発作を、何度も起こす人もいる反面、数ヶ月、もしくは、一年近く、発作を起こさない人もいる。
この発作が起きて、忘れた頃にやってくるは、かなり面倒。
ニトログリセリンも、使わずで忘れてしまい。大事になりそう。
発作が起きた状況にならない様にと考えると、自己管理をしっかりしなくてはと考える。
慢性腎不全に加え、冠れん縮性狭心症。
環境の改善は、必須だなと。何せ古い家だから、寒さが半端ない。
食事療法をしているのだけど、栄養バランスをもっとしっかりしないといけない。
最近は早く寝ているが、先日のようにならない様に、気をつけよう。
食物繊維を不足させない。人参、ジャガイモ、ごぼう、納豆、なめこ。
オレイン酸を含む食材。アーモンドが手軽に食べることができるので、お勧め。食事の前に、1〜2粒を食べる。食べ過ぎには注意。
油は、オリーブオイルが、オレイン酸を含んでいる。
便秘にも、気をつけよう。便秘がある場合、小腸の活動が悪くなる。腸内環境は大切。
心臓の老化を防ぐために発酵食品をとる。
看護師の仕事から離れているのだけど、自分を患者だと思って、本人に病気の認識をしてもらい、生活の中で、できる予防を、列挙してみた。
今まで以上に、食事療法、運動など、改善するべきところは、改善しよう。
このブログを読んでくれ方に、一言言うなら、医者は、こうしなさいとか、こうなりますよとはなかなか言わない。癌告知も、余程のことがない限り、本人には、話さず、家族だ。
今回にしても、冠れん縮性狭心症は、突然死が起きます、特に心臓に異常がないとなると、複数の要員が重なると、発作が起きるとは言わない。
医者は、説明をするのが下手だ。説明不足。
安易に、怖がらせる必要はないが、素人に、発作どめの薬を処方したら、まず、あのような死ぬかもと思う痛みが、今後またあるのかと思う。
病名の説明もなく、狭心症と言われたら、心臓には、病変はなかったのにとなる。
マァ、私はいいのだけど、曲がりなりにも看護師だから。
現役時代も医者の説明不足には、ため息が出ていた。
自分が医師だから知っているだろうけど、患者は、知らないと考えて、不安を取り除く説明をして欲しい。
名医とはと、ちょっと考えた。
皆さんも、説明、質問を医師に、投げかけてください。
死ぬかと思った10月の出来事でした。