毒親だったけれど、それでも、その親から学んだこと。
私は子供の頃に、食べれないことや、学校の物を買ってもらえなかったり、その他いろいろなことが、親のせいで、我慢を強いられる生活だった。
だけど、大人になって子供を育てるときに、私もこの親のようであろうと思ったことがある。
父親の事から、親になった時はこうであろうと思ったこと。
小学4年生の頃だったのではないかと思う。私は、弟の子守をする為に、何故か近所の年下の子供たちの面倒というか、子守をして遊んでいた。
ある日、近所の双子の悪ガキ兄弟と喧嘩になった。小さな子たちに、砂や、ごみを投げてくる。
4~5人の幼稚園から保育所に通うよな子供たちと遊んでいた私は、腹が立ち、しゃがんで、砂をつかみぶつけた。その場を、小さな子供たちをつれてすぐに離れた。
夕方に、その子の祖父が家に来た。その子の祖父はうちの家の大家さん。
「あんたとこの子が、うちの孫にけがをさせた。どうしてくれるのか」
私はあっと思い、父に怒られると。
すると父は「うちの子がむやみに人様にけがを負わすことはない。あんたとこの孫は、うちの子に何もしないのに、女の子であるうちの子が乱暴したというのか。チャンと話を聞いて、から出直せ」
父は、私に向かって、「怪我をさせたのはいけないけど、お前は正しいことしかしない子だから大丈夫。父ちゃんはお前を信じている」
と言ってくれ怒られなかったし、その時の状況も聞かなかった。
結果、その孫と大家さんから、反対に誤ってこられた。
私はこの時に、子供が何かしたときには、子供を信じよう。親が子供信じることは、とても嬉しいものだ。
それに、何かしらの事情があって、そのようなことになったと考えてくれた父に、今でも感謝している。
子供の行動や判断は間違うこともあるだろうけれど、その子が、考えて、行動したということを考えてあげられる親になろうと思った。
子供を親が信じてあげることは、親に信じてもらえる子供は、自信を持って大人になる。
子供は、親の背中を見て成長する。その影響は大きい。