8月に入って、体調を崩してしまった。高熱が出て、起き上がれなかった。
コロナ感染ではなかったのだが、何十年も高熱を出したことがない。
看護師をしていた頃も、インフルエンザが流行っても、感染しないし、慢性腎不全が、わかってからは、自己免疫力に気をつけて、予防をしっかりしていた。
今回は原因もわかっている。
キャパオーバー。
4月から、友人のミルクボランティアの子猫のことで、結構動いてしまったこと、
里親のお世話や、自分の家の猫の脱走、
仔猫の里親が自分の息子だったために、昼間の世話をしなければいけなくなったこと。
兎に角、そして何故か、占いの仕事も忙しく、休む暇がなかった。
しんどいなと思っても、猫の世話に行かないといけない。
脱走した猫を保護するために、夜は、探しに行ったり、捕獲機を設置したり、猫が戻ってくるまでの心労も、半端なかった。
夏には、毎年体調が悪くなる。気をつけているのだけど、暑さで、体の調整がうまくいかないところに、過労。
食べられないことで、体力がどんどん落ちていく。
もう、メールを読むのも、友人や、姉たちの電話で話をするのもしんどい状態が続いた。
運の悪いことに私の夫は、どうも、病人の看病ができない人のようで、病人の私に対し何もしてくれなかった。
動けないのに、食べるものも用意せずに、仕事に行き、帰ってからも自分は食べるのだが私に、何か食べるとも聞かないし、昼間、何か食べれたとも聞かない。
この人といたら、私死んでしまうかもと、本当に思った。
体重がどんどん落ちているのも気づかないのだろう。腕が骨と皮だけのようになった。
何だろう、この人の他人に対する、行動のなさは?
普通だったら家族が病気で、弱っていたら、元気になってもらいたいと思わないのだろうか?
家のすぐ近くに、ドラッグストアがあるので、少し動けるようになって、食べれるものを買いに行った。
弁当も置いてあったので、腎臓が悪いので、食事療法をしないといけないのだけど、とにかく何かを食べて、体力をつけないとと。
レトルトの、中華丼や親子丼も買ってきた。
それをかけて電子レンジでチンくらいなら何とかなるだろうと思ったから。
炊飯器を開けたら、ご飯がなかった。
もう、新手の虐めかと思った。
家庭内で、餓死する?
ご飯を炊く元気も、立っていることもしんどい状態で、家事などできない。
入院も考えたのだけど、入院費は払ってもらえないだろうし、安静にしていれば、治るだろうし。
少し動けるようになったので、食べるものは、買いに出れるだろう。
数日分単位で、買えば何とかなるだろうと。
野菜ジュースを買ってきたり、お弁当を何個かかって、冷凍にした。
今日で、体調を崩して、20日間。
その間、定期受診があった。
体重が、落ちていることに先生がびっくり。ダイエットをしているのか、もう辞めたほうがいいと。
いや、いや、ダイエットはしていませんよ。家でいるけど、食べるものがなかったとは言えない。
腎臓が悪くなっていた。腎臓機能が12%しか動いていない。
先生から、このままでは、透析になると言われた。
自宅安静。
まあ、高熱が出たから、腎臓に影響があるのは覚悟していたが、さすがに、不安だ。
一度悪くなると元に戻らない腎臓。
腎臓が悪いとわかった時も、体の変化に慣れるのに半年かかった。
今もそのような感じで、自分の身体が今の状態になれるのを待つしかない。
濃緑色の痰が、排出できるようになったので、随分とよくなったきたと感じている。
痰は、白血球が戦ってくれた残がいだから。
胸のしんどいのもとれてきたし声も出るようになった。
息も楽になってきた。
トイレに行くのも、ふらふらしなくなった。
今回、本当に、年齢を感じた。
歳をとることは本当に、病気が悪くなると大変だと言うこと。
まだ、本調子でないし、先生からの安静の目安は、しんどいのが取れるまでと。
私の場合は、少しくらいしんどくても、我慢することがわかっているので、かなり、先生に釘を刺された。
確かに、少し楽になってきたので休み休みでも、家事をしようかと思うけれど、動くとやっぱり息切れがするので、次回の検査までは、安静を守ろうかなと思っている。
そうすれば涼しくなるから、もっと楽になる気がするから。
あとは夫と話をしないといけない。
自分としては、離婚をしたいのだけど。