お金があったらなと思うこと。
きれいごとかもしれないけど、お金があったらしたい事がいっぱいある。
今の自分の生活はこれで、幸せだと思っているので、何か欲しいわけではないけど。
介護施設に勤めていて、思うことは、慢性の人手不足。
なのに私の住んでいる町は、介護施設が多い。
自分が、若いほうの老人(まだ働ける年代なので。)になって思うのは、慢性な人手不足の中では、十分な介護は受けられないと言うこと。
まるで、ペットだ。部屋を与えられて、ご飯を決められた時間に、食べさせられて、決められた時間に入浴させられて、決められた時間に排泄の世話をされ、決められた時間に寝かされる。
少ない介護者、ひどいところは、日中でも、10人を一人で介護している。
たった一人の親の世話を、一人でもするのが大変なのに、10人を一人で、8時間からひどいときは10時間の介護だ。
老人は水分補給をしないといけない人もいるが、なかなか飲まなくて手のかかる老人は、あと回しになる。
ちょこちょこと、小さな、グループ介護の施設があるが、決して、人権尊重をして、人間らしい生活を送っているようには見えない。
だから、思うのだ。お金があったらと。
広大な土地を買って、介護家族住宅を作りたいと。
家族がいつも一緒にいれる、家族が声をかけられる。
これは、老人にとって、どんなに素敵なことだろう。
老人ホームというものを考えて、高いお金を払って、入所して老人ばかりが集まって暮らしているよりも、家族老人ホームがあったらいいのではないだろうか。
住宅だから、家族がみんなそこに住んで、介護の必要な高齢者も、同じ空間に、住む。
住宅と介護施設が一緒になった住宅。
入浴介助は、介護浴場があり、入浴介助者が、入浴させる。
住宅部分と介護の必要な部屋が隣り合わせで、家族の生活が見えるような部屋の配置にする。
そして、24時間体制で介護をしてもらう。
決められて時間に排泄食事介助はもちろん、介護者が行う。
だけど、家族も介護というか家族として参加してもらう。
家に介護ヘルパー来るのは当たり前だ。
会社経営で、法人でもいい。
介護が必要になった、家族が、賃貸で住める施設住宅。
そうすれば、一緒に外出もできるし、病院もすぐに家族と行ける。
亡くなるまで、家族が側にいてくれる仕組みだ。
アパートは、住宅として営業、+介護施設を合体させて、高齢者の方がなくなったら、住宅からは、引っ越しをしてもらう、システムはどうだろうか。
あと、高齢者がどんどん増えていくのだから、高齢者施設は国が、管理するべきだと思う、
民間任せでは、利益優先で、高齢者の人権なんてないし、介護者の職場改善も、ままならない。
国や、県、市が、その街に必要な施設を、作り、介護者も集めれば、人も集まるのではないだろうか。
公務員なら、安心な職場として、働きやすくなる気がする。
だって、民間は、営利優先で、職員に過酷な労働を、要求するため、職員が、長く勤められない。
そして国も、考えられない条件を施設に、要望することがないのではないのではないだろうか。
現場を見もせずに、無理難題の条件が多く過ぎる。
お金があれば、会社経営をして、甘い夢かもしれないけど、やってみたい。
死ぬまで、人として人権のある、生活をさせてあげたいと思う。