老春時代の満足生活情報発信局(お金と暮らしと占いと人生物語)

還暦を迎え、人生を心地よく過ごし、もっと魅力的人間になる「楽しく楽しく生きる」ヒント探しブログです

ルールというものがともすれば、人として生きることの足かせになることも事実。自分らしく生きようとすると、集団からはみ出す

自分らしく生きるために、これって、かなり難しいのか?

 

簡単なのか?

 

自問自答してみる?

 

子供の頃から、あの親だからとか、子供だったのに、周囲の目を意識する人間だった。

 

そのくらい、私の親は、いい加減だった。仕事も何をしているやら(特に父親)

 

母は、ホステスだったから、当然、夜の仕事をしている親の子供という目で見られていた。

 

親の仕事で、子供の価値も決まる世の中。

 

お金持ちの子供は、上品で勉強ができて、親がしっかりしていれば、それだけで、その子供は信頼を得る。(うわ~!なんかひねてる)

 

親がいい加減だと、その時点で、悪い子のレッテルをはられる。

 

だから、必要以上に、いい子で後ろ指を刺されないように、していた。

 

しかしである、いい子でいることでしんどいことはなかった。

 

「家のことよく手伝うね」

「弟の面倒、いつもよく見るね

「まじめだね。」

「いい子だね」

 

大人からの誉め言葉は私の子供の生活の中では、心地よいものだった。

 

子供の頃の、このことは「生きるために必要な知恵」だった。

 

そう生きるため、このことに尽きる

 

その日に食べるものがなかったり、学用品を買ってもらえなかったり、貧乏であることの辛さは、社会に出るまで続いた。

 

だけど、貧乏でも、金持ちでも子供では、選べることはできない。親を選んで生まれることができない。

 

私は、そんな中でも、自分の境遇に不満はなかった。仕方がないというような投げやりな気持ちはなかった。それよりも「早く、大人になって働いて、お母さんを楽にさせてあげたい。お金を稼ぎたい」と思っていた。(本当に、けなげ)

 

今、仕方がないことやどうしようもないことに、もがくよりも、今を大切に一生懸命生きることに、必死だった。

 

学校で、習う良いことは守った。悪いと言うことはしなかった。

 

大人になって、悪いことや良いことって何だと思った。

 

人間社会において、「ルール」というものがある。秩序がないと、集団は暴走するからかもと思っている。

 

決まりごとがあるから、大きなことができるし、目標を達成できる。個人から集団としての力を、引き出すには必要だ。

 

しかし、このルールというものがともすれば、人として生きることの足かせになることも事実。

 

集団という「悪」。「みんな」と言うことの無責任。集団という陰に隠れて、個人攻撃

 

自分らしく生きようとすると、集団からはみ出す。みんなと違うと言うことでの生きずらさ。

 

個人では、立ち向かえなくなる。心がやみ、自分が世界中で、たった一人の素晴らしい人間であることを否定する。

 

人は誕生した瞬間から、人生という時間を歩き始める、その人生の時間は、いつか、終わる。

 

自分が、いつか終わるという瞬間では、みんなと違う価値観や、思惑など持っていくことはできない。

 

どんなに他人が、あなたの人生にかかわろうと、決めるのはあなただ。

 

還暦を迎え人生をふりかえると、上を見ればきりがない、下を見ても同じ。

 

自分の人生が終わる時に持っていられるのは、自分の思いだけだ。

 

ならば、食べることができ寝る場所があり、自分の人生を幸せだと感じられる今を大切にすることが、一番ではないかと思う。

 

今死んだらと、私は考える。まだ、死にたくないと思うかもしれないけれど、それでも幸せだったと言うことができる。

 

幸せだったと思えることは、自分の人生をしっかりと歩いてきたと思えるから。

 

不思議なことだけど、神さまはいると信じることができるから。

 

一生懸命生きてきたら、心の幸福が、この歳になると感じることができる。

 

子育て中、仕事で頑張っているひと、人間関係で悩んでいる人、今まさに、他の人と違ってもいいじゃない。

 

生きていくことは自分らしくである。

 

自分が自分の人生を決める。

 

ただ、他人の人生を壊さないことだ。

 

人をだますこと、人を殺すこと、盗むことこれは、きっと、後悔をする

 

幸せは自分が、自分で作ることだ。

 

人生は自分との闘い。常に、生きると言うことは自分が試されていると思うべし。

 

本当に、強い人は、自分を大切にしている人で、だからこそ他人にも優しくできる。

 

弱い人間は、自分をごまかし自分に嘘をついている人だ。

 

自分に正直になろう。

 

「悪」も「善」もあなたの心が決めることだ。

 

と言うことを、人生の折り返しで思う。

 

歳を取った時に、笑顔でいたい。