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今日の記事は長いです。でも読んでほしいと思う。介護施設の闇の話。ドクターハッシー内科医 橋本将吉「だから認知症患者は嫌いなんです。」を 見て。

今日の記事は長いです。でも読んでほしいと思う。

ドクターハッシー内科医 橋本将吉「だから認知症患者は嫌いなんです。」を

見て。


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タイトルが過激っぽいですが、認知症のことをとても、わかりやすく説明している。

 

認知症や高齢者の疾患に対する知識がとても重要です」と、橋本先生が、情報発信している。

 

私は、そう、そう、本当にそうなんですと思った。

 

私は、病院勤務を経験して、慢性腎不全から、無理ができなくなって、介護医療関係に就職した。

 

5年半、かかわって本当に、嫌気がさして辞めた。

 

何が嫌になったかというと、現場の状況だ。

 

介護者、看護師、経営者のレベルの低さだ。

 

介護施設は、人手不足だ。

 

だけどその原因は、無知な経営者、無知な政治家にあると思う。

 

認知症の患者は、暴力をふるったら、精神科に回される。家族は、自宅で介護できないから、退院させられたら困ると言ってくる。入所できる施設がないと。

 

暴力をふるう認知老人は、施設は受け取らない。

 

しかしである。

 

暴力を、誘発するのはその施設の人たちである。


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それは、認知症という病気を理解せず、高齢者と言うことも理解せず、注意をしたり、止めたり、まるで、動かないでじっとしていて状態。

 

痴ほう老人を介護するのは、本当に大変なのに、私が、嫌になって辞めた、施設は、日中、一人で、おむつ交換、食事介助、家族の対応をしている。

 

もう、本当にひどい状態だった。

 

看護師は、介護も看護もできるのだが、そこの看護師は、食事介助も、しない。

健康管理が施設の看護師の仕事なのだが、熱も測らず、バイタルを取らず。

 

具合の悪い人がいたら、バイタルを測って、報告をしてくるように介護者に指示をしている。

 

違うだろう。

 

バイタルを測り、健康状態を観察して、介護者に、介護上のアドバイスを伝えるのが看護師だろうが。

 

大きな病院が経営している施設だったが、専門病院だったそこをやめた、師長をしていた40代の看護師が、リーダー的立場だった。

 

どうして、介護者に検温をさせるのかと聞いたら、「介護中に、熱があるのではと思っても、報告をしないから。」

 

えっ、それなら、毎日、看護師が朝出勤して、見回りに行って、健康状態をみて、指示するのが筋だろう。

 

この看護師は、内科の経験もなく、特殊な専門科の看護師だったためなのか、指示するのが仕事と思っているようだった。

 

介護者は、看護師ではないので、医療の判断をさせるのは違う。あくまでも、健康管理は看護師の仕事だ。

 

以前の介護施設は、老健だったので、看護師が多くいたこともあったが、介護者は、すこしでも、おかしいと思ったら、看護師に見てほしいと報告があった。

 

ここの老健も問題はあったけど。

 

施設には、医者が常時いるのは、老健だ。

 

他のグループ施設や、特別老人ホームなどは、医者はいない。

 

だから、協力医療機関が、必ず、併設している。

 

しかしである。

 

協力医療機関のひどさも目につく。

 

高齢者が、熱を出して入院になっても、詳しい検査はしない、熱を下げるだけ。

 

根本的な治療は、しないのである。

 

どうみても、下血しているのに、便の色が緑色なのに、便秘だからと毎日浣腸の指示と下剤の指示。寝たきりの利用者だけど、お腹が痛いのだろう苦痛の表情をする。嘔吐と下痢、発熱の繰り返し。胃瘻の利用者。

 

私はこの利用者と、胃瘻注入時には、話をしていた。アイコンタクトができるから。こちらの言っていることが簡単なことなら、わかるから。

 

検査をしていないのでわからないけれど、内臓のどこかに病変があったのではないかと思っている。

 

私が辞める最後の日に、「ごめんね、何も力になってあげれなかったね。今はコロナ感染で家族もお見舞いに来れないから寂しいね。だけど、○○さんと少しでも、話ができて良かったよ、元気でいてね」

 

この利用者さんはじっと、私の顔を見つめて、泣きそうになっていた。

 

結果、私がやめて、一か月後に亡くなった。

 

本当にこの特別老人ホームはひどかった。

 

施設長は、この施設の経営者の奥様の友人。資格は持っているが、ペーパー資格。

 

看護師の資格も持っているのに、全然医療のことがわからない

 

口はうまいけれど、この施設長がいった言葉

 

「楽でいいわ、介護施設長の仕事できるかと思っていたけど、全然、楽。」

 

何にを言っているのやら、介護者がどんなに大変か、全然わかっていない。

 

看護師は、オンコールといって、夜間に介護者から、利用者が急変でもしたときに対応するシステムなのだが、この施設長、何かあれば、他の看護師を呼ぶ。

 

あのさ、一人で対応できないなら、オンコールするな。

 

おおよそ看護師としての動きができない人だった。

 

老健の施設長も、看護師だったが、急変したら一番に動いていた。この人は、介護のことがよくわかっていたと今でも思う。

 

私は、自分が出勤したら、利用者の午後からのバイタルは取りに行っていたし、すべての部屋の利用者の状態を把握しに、部屋を訪問していた。

 

そのため、介護者から、そのユニットの看護師がいても、何かあれば連絡があり、動かないといけなかったので、結構忙しかった。

 

介護者たちが、私に連絡があるとき「○○看護師さんに連絡したのだけど、まだ見に来てくれないのですが。」

 

利用者の様子が、いつも介護している介護者から見て、心配だから、来てほしいと言ってるのに、行かない看護師に、腹が立っていた。

 

それでも、介護者の不安を取った上げないといけないので、呼ばれれば、すぐに対応した。

 

午後から勤務のパート看護師だったので、夕方に急変していることで、バタバタすることがよくあった。

 

そのたびに、なんで、ちゃんと健康管理をしないと思っていた。

それと、いつも、イラっとしていたのが、少しくらいのことだと看護師が「看取りだから」という言葉。

 

看取りの意味が分かっていない。

 

終末看取りと勘違いしていることがわかる。

 

最終的に、リーダー格の看護師に「看取りとは、何ですか。あなたはどのように認識しているのですか」とやった。

 

看取りとは、「安楽」と言われた。

 

もうこの人ダメじゃん。

 

「わかりました、あなたは看取りと言うことをそのような考えでされているのですね。私は、見取りの勉強をしていますが、違うようです。でも、ここの施設が、見取りに対してそのような考えでなさっているのであれば仕方がないです。終末看取りは何かを一度調べられたらいいのではないかと思います」

 

そして、食べたくないと言う利用者を、食べれないとして、食事提供をやめてしまい、餓死状態で、一か月後に亡くなった。

 

私は、痴ほう症で「お腹は空くのだけど、食べてはいけないの」と言われている利用者なので、エンシュアリキッドを、食べないでもよいから、水分は取ろうね、先生がこの、飲み物にはお薬が入っているから、吞んでほしい等を言って飲んでもらっていた。

 

水分補強も、私出勤しない日は、何と200mm暖ませていたら今日はよく飲んだと、記録にしていた。

 

看護日誌に飲んだ量の記載はない。よく飲んだだけだ。

 

もう、この施設にはいたくない、

悪意のない人殺しの仲間になってしまう。

 

介護者に、水分を飲ませてあげてと言っても、大変時間がかかるので、必然的に飲ませられない。

 

食事を中止するときには、家族の人に来てもらい、利用者が、食事を嫌がるところを見せて、食べれないのでと食事提供をしないことに同意させている。

 

私が休みの時だったために、出勤してきてびっくりした。

休む前には食べてたじゃないの。介助の仕方でしょう。

 

もう、唖然とした。

 

私一人では、対処ができなかった。

 

パートと正社員のちがいだろうか。

 

後、施設も金儲け。退所してもらわないと新しい人が入所できない。

 

まるめのため、他の病院受診もさせない。治療費が、その介護保険からなので、施設側が、出さないといけないから。

 

これを、「持ち出し」といって、施設側が嫌うことなのである。

 

だから、薬も安いもの。飲ませているのは、下剤くらいである。

 

痴ほう症で、暴力行為が出て、精神科にかかり精神科のクスリが処方されても、拘束につながると言って飲ませず、勝手に中止する。

 

これにはびっくりした。

 

施設は、痴ほう症でも、病気があってはだめだ。

 

心不全の持病持ちの利用者も、薬を減らされて、循環器の病院の通院も辞めさせられて、母体の協力病院に、何かあれば、搬送。

 

この人も、心不全が悪化し、症状が出ているのに、いくら、一度病院に行かせたほうが良いと言っても行かせなった。

 

結果、浮腫がひどくなり、心不全の発作が出て、母体の病院につれ行ったが、入院もなく施設に戻ってきた。

 

そして、これまたびっくりだったのが、看護師が「利尿剤がでたから、おしっこたくさん出るからもう尿測はいいから」と介護者に指示したと、例のリーダー格看護師の指示。

 

私は、出勤してすぐに申し送りを聞いて、介護者に「利尿剤が飲んでも、排尿がないこともあるし、多尿になってしまうと、低カリウムになることもあるし、先生に報告するときに数値がないといけないから、明日ここのフロア看護師の指示があるまで、尿測体重測定は継続して」

 

介護者がわかりましたと。

 

それから、2時間後に看護師が、先生から尿測してと言ってきたから、in、outの票を作っておいてと介護者に指示。

 

いやいや、それは看護師の仕事だろうが。

 

健康管理の原則はどこに行った。

 

この人も、亡くなった。

 

もう、だめだ、私が健康であれば正社員になって、注意もするが、この施設の看護師は、知識がないのだから私が言っても理解できない。

 

長い、長い愚痴の様な記事になっている。

 

介護医療にかかわって、思ったことは、本当に、痴ほう症、高齢者、介護の仕方看護の仕方、施設とはをしっかり勉強してほしい。

 

私も、高齢者と言われる時期がすぐそこまできているが、知ってほしい。

 

介護の実態を、現場を。

 

虐待とかニュースになっていることがあるが、知識のない経営者、看護師、医者、介護者の施設では、「悪意のない殺人」が行われている。

 

日々の業務に追われる介護者。

 

事故が起きたら、どうやって、隠すかごまかすか、家族を丸め込むかしか、考えていない施設。

 

本当に怖い

 

この動画のように、認知症、高齢者のことを知ってほしい。

 

そして、看護師が施設で勤務する場合は、講習を受けて何らかの資格制にするべきだ

 

介護者も、介護学校制にして、知識を身に着けるべきだ。

 

何年たったら、資格が受けれれるなんていうのは、全然、知識になっっていない。

 

施設では、本当に、忙しく、勉強なんてできていない。

 

研修制度があり、国から研修を義務付けられているが、特別養護老人ホームでは、機能していなかった。

 

老健の時は、私が研修委員会の委員長だったので、きっちりと研修はしていた。おかげで、認知症、高齢者介護、看護、諸々の勉強ができた。

 

だからこそ、施設看護師は、内科、外科、循環器、外科と多岐にわたる経験が必要だと思う。

 

定年退職した看護師が、施設に努めることがよくあるが、医療行為は少ない。

 

しかし、老人看護をして、観察判断ができないのであれば、無能としか言いようがない。

 

医師に、きちんと状況を報告できる看護師でなければ、施設においては、利用者は見殺しになる。

 

危機感を持っても、高齢者は、もういらないどうせ死ぬのだからだろうか。

 

施設に入所したら、家族は、出されたらいけないから、施設の言いなるのだろうか。

 

家族は、介護者の現状を知るべきだし、認知症という病気を理解してほしいと思う。

 

橋本先生が言っているように、、介護は大変なのだ、

 

介護者、看護師は、プロとしてしっかりと勉強してほしい。

 

過激なことを言っていると思うけれど、悪意のない殺人者にならないでほしい。


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