仕事をやめて、心に引っかかっていること。
社会、組織、人が管理する中で、プロとしての資格を持っているのに、どうしようもない人たちを見てきた。
知識のないこと。経験がないこと。仕事できないのにプライドだけは高い。
そんなどうしようもない人は、自分に知識がないことを認識しない。
資格を持っているのだけで、経験も、知識もなく、役職についている人たち。
前職の肩書で、そのまま、役職につき、自分のほうが上だと、思っている人。
看護師としての経験、知識がない。向上意欲もない。
あるのは、自分が偉いと思っている勘違い。
怖いのは、自分ができないことは本人が一番知っているのに、それを隠すために、嘘をつく。
看護師は、本来、グループの一人として、他のメンバーと協力をして仕事をする。
医者の指示のもとに仕事をする。
そのために、観察力が必要である。
ナースになりたての頃に、とある医者に言われたことがある。
「一人で何人もの患者の状態の変化を見ることは、大変、だからこそ、看護師さんの、観察と報告は、自分達と患者を繋ぐパイプだ。僕ら医者を、患者の元に連れていき、治療させるのは、看護師の力。医者を、うまく使えるのが、患者にとって素晴らしい看護師だと、僕は思っている」
このことを聞いて、看護師の仕事は、医者の言いなりではなく、自分が患者のために医者を動かすんだと思った。
医者を動かすためには、自分の知識を医者と同じくらいにしないといけない。
看護師は、絶対に内科に強くなければいけない。
内科から、小児、老人、外科とすべてにつながっているから。
内科の基本があって、それぞれの専門分野につなげて看護しなければ、患者の異常の早期発見も、看護もできない。
小児と老人、成人では、看護の仕方は全然違う。
脳外科の師長をしていても、内科の経験がない看護師は、歳を取って、何にしがみついているかと言えば、肩書と正看護師と言うプライドだけ。
色々な看護師を見てきた。
(あなた本当に、看護の経験がある?)
(免許もってるの?)
(基本の看護があって、そこで応用ができるのに、基本ができない)
(えっ、注射が苦手。えっ、導尿ができない。)
(胸水の看護、わっかってますか?)
(心不全って、何か知っていますか)
もう、一般の人のほうが、知っていることを知らない。
施設にいたころ、とある看護師が夜勤をして、申し送りが終わって、利用者を見に行くと、やばいレベル。急変しているのに「ちょっと調子が悪いです」って。
もうこの看護師が夜勤して、申し送りされるの一番いやだった。
「以前どこにいた?」「施設。デイケア専門、夜勤したことがない。」
記録は、他の看護師が書いていることを、映しているのが丸わかり。観察ができていないから。
介護施設に、5年。二か所にいたけど、本当に、ひどい看護師ばっかりだった。
私は遅出だったのだが、出勤すると点滴が残っている。
「良かった、入らないの、お願い」
利用者のところに行くと、何度もさしてあり、血管が浮かない。(もう、打てないなら、打つな)と心から思っていた。老人は血管が細い人が多いから。
留置しないと、抜かれるし、だからといって拘束が施設ではできないので、抜けない所、抜かない所に点滴をしないといけない。
看護師の仕事が注射ができることがすべてではないが、血管確保は、やっぱり必要な医療行為だ。
介護施設に勤める看護師は、高齢者看護勉強をするべき。
国は、看護師だからと施設に勤められると思わないことだ。
内科と他の科を繋いで考えられない看護師は、介護施設に勤務させるべきではない。
反対に、施設看護師から来た看護師は、医療行為ができない。最悪である。
看護計画でできないからといって、40過ぎた看護師が辞めた。もう、なに言ってんだか。看護計画が立てれなければ、看護できないよ。
外来専門や耳鼻科など、特殊な科にいれば、ほぼ医療行為ができない人が多い。
偏見かもしれないが、病院は、最後が精神科勤務だったが、看護師の質は悪い。
医療行為がないから。
私が、精神科に努めた時は、古い体質が残っており、医療行為ができない看護師が偉そうにしていた。
40代で、精神科看護師になったのだが、学生の頃、最後は心のケア、精神科に努めたいと思ったことがあった。
実習生として、精神科に行った時に、看護師は、心のケアができてこそ一人前と。そのためには、色々な経験を積むことと教わった。
その時のことは、自分の看護師としての糧となった。
実際に、精神科に努めて、レベルの低さに驚いた。
私は、急性期に配属されたのだが、急性期では医療行為が多かった。
しかしである、患者の状態が悪く、当直の先生が、心電図を取ってと言っても、取れないのだ。
私は入ったばかりだったが、病棟看護師の経験が長く、ポータブル心電図で、病床で取るのが当たり前の病院にいたことがあり、取れる。
先生の指示なのに、動こうとしないので、「ポータブル心電図は置いていないのですか?」と先輩看護師に聞いた。
「検査室にあるけど」
「じゃあ、私がとります。
その患者は、夕方入院してきたので、検査技師がもう、退社していなかった。
後日、動かなかった先輩が、心電図を教えると、他の看護師を集めて、勉強会。
先日入社した看護師が、「さっきの心電図の器具をつける場所ちがっていないですか?」
「そうね、でも違いますって、言えない感じでしょ。先日あの人、遅出だったから、先生に、心電図を取ってと言っても動かなくて、私がとったの。たぶん、私がとったもんだから、本当は自分もできると、見せたかったんじゃあないか」
「ともかく、自尊心だけは高いけど、30年以上、精神科勤務だから、医療行為できないのじゃないかな。」
「そうなんだ、でもいつも偉そうですよね。」
「古い体質が残っているから実力よりも、年齢序列ということじゃないかな」
本当に、死後の処置もできない看護師が主任や師長だし。
インスリン注射の単位を、間違って打ってしまう看護師。4単位指示なのに、40単位を打ってしまって、それに気づかない看護師長。
夜勤出勤してきて、血糖値を測ったら、昨日800あったのに、70以下。
思わず相方の看護師に、おかしいですよと報告。
バタバタした。
その時の様子がもう、最低。
看護師長は、「確かめていたよ。4のメモリまで吸っていたよ。」
まぁ、結果、観察をして、翌日に、内科受診だったけど。
要するに、インスリンを打ったことがない看護師ばかり。
精神科看護師で勤務している時は、。医者も内科が全然で、基本、患者がおかしくなったら転院をさせていたみたいだった。
私が、勤務している間に少しずつ変わっていったけれど、急性期以外は、施設の延長の様な感じで医療行為ができない看護師ばかり。
医者も、簡単な縫合はするとか。簡単に、他の病院を受診させないとか(これはこれでどうなのと思ったけど。)
どちらにしても私が居た精神科病院の看護師のレベルが、低いだけなのかもしれないけれど。
他の精神科病院は違うのかもしれないけれど。
資格を持っているだけで、その人が知識があると、看護師さんなのだからと思てはいけない。
専門科で同じところにいる看護師は、他のことがわからないことが多いと、思っていないといけない。
調子が悪くなったら、「看取りだから」と言う看護師は、勉強ができていない看護師である。
施設の看護師の多くが勘違いをしているし、医者も勘違いをしている人のほうが多い。
看取りの書類にサインをしたら、状態が悪くなったら、、、、、、。ちょっと怖い。