猫を飼うようになって、3年目で何が変わったか?
それは夫。
家は、猫一匹。犬一匹。夫一人、妻一人の4人家族。
最近、どちらともなく「もう一人、ほしいね」という会話が増えた。
実際には、もう一人は大変だし、無理をして迎える気持ちはないけれど。
夫に、「縁があればだね」と言ってはいるけれど、春になって、子猫が生まれてくる時期。
夫は、犬の散歩から帰ってくると、「今日は、黒とさびと八割れがいたよ。」「今日は、会えなかった」と近所の猫に会えたことを話す。
「次の子は、黒がいいな」と言う。
うちの子が、白と言うかオフホワイトなので、ブラックが、いいらしい。
脳内で、仲良く並んでいるホワイトとブラックの背中を、妄想している様子。
野良猫を見れば、車を止めて、「痩せている、おなかがすいているのじゃないかな」としばらく見ている。
交通事故にあった猫を見れば、埋めてあげようという。(夫は看護師なのだけど、血が流れている猫を見ることはできないと思うのだが。)
助けるときは私が、抱き上げるようになる。
うちの猫は、柵から降りれなくなった保護猫、助ける時「助けてあげて」と言ったら「触ったことがない」と怖がり触れなかった人だから。
男だというのに(180㎝もある強面の男)ゴキブリも無視もダメで、148㎝の小柄な私が、全部始末をしないといけない。
結婚して夫婦だからいいけど、この人が彼だったら情けないと思う。
まぁ、付き合っているときに、そんな状況に遭遇することがなく、結婚して知った情けない奴だけど。結婚した後だったのでどうしようもないなと、今は思っている。
うちの猫は、私になついているのだけど、最近、夫のところに行って、後ろから、チョンチョンと触ってきたりと、しぐさがかわいい。遊んでほしいとか、散歩に行こうというように、「ニャア」と。
夫は、なんというか猫の言うことがわかるようになって、かわいくて仕方がない様子。
うちの猫は、ツンデレなところがある。べたべたと甘えることはない。
夫にとっては、初めての猫なのだけど、いたずらをしない。カーテンを、ひっかくこともしないし、タンスなどもひっかくこともない。
食事を、テーブルに並べていても、つまみ食いをすることもない。においをかいでも、それだけ。
キャットフードとチュール以外は食べない。煮干しもダメ、ささみを湯がいてあげてもダメ。猫草もダメ。
そのため、猫に買ってあげた食べ物は、すべて犬のおやつになってしまう。
ご褒美に、おやつとか、誕生日に、ペット用のケーキもすべて、食べてくれず。
ちょっと、寂しいし、動画などでよく食べるネコを見るとうらやましいと思ってしまう。
兎に角、困るいたずらはないので、楽だが、夫はすべての猫が、うちのの猫と同じだと思っているのではと思っている。
三か月半頃の猫ちゃんだったので、小さなころの活発な様子を知らないので、夫の中では、可愛いだけのイメージかもしれない。
夫には、「うちの猫は、特別な気がするよ」と話をする。
猫を家族に迎えるなら、「縁」だと思っているので、ペットショップで買おうと思わない。保護猫と思っている。
猫を飼うようになって夫が変わったことと言えば、毎月犬の爪切りにペットショップに、行くのだけれど、店の猫ちゃんたちがかわいそうと、見ることができなくなったと言っていた。
「ゆうちゅうぶ」で、保護猫活動をみるのだけど、譲渡としてもらうのは結構大変な様子。
夫の同僚も、保護施設に行ったら、夫婦二人が60歳を超えているので、譲渡はだめだったと言っていると。その同僚は、なんとか野良猫を保護できないかと考えているらしく、野良猫がいるという場所に、餌をもって、探しに行っていると。
人生100歳時代なのだから、60歳ならまだ、20年生きるであろう猫は飼うことができると思うのだけどな。
幸せになれるネコが、増えると思うのだけど。