見た目重視。
これは大切だと思う。
ブランドのものを身につけると言うことではない。
人は、目、鼻など五感で、相手を判断する。
生きていくのに、見た目は大切である。
運動をしていない人でも、テニスラケットを持っていれば、「あの人は、テニスをするのだろう、活発な人だな」音楽器具を持っていれば「音楽が好きなのかな」
不潔なかっこをしていれば、だらしないと思われる。
私が昔知っている893さんは、上品で893さんには見えなかった。チンピラさんは、いかにもという感じであるが、幹部クラスになると全然見えなかった。
話をして慣れてくると、「あ~あ、やぱっり、893さんだな」と思いましたけど。
私がすんでいたマンションの一階に、893さんの事務所があって。話をしたり、同じマンションの住民ということで事で関わりがあった。
893さんって、同じマンションの住民には親切でしたよ。
女性は、着物を着れば、おしとやかになるし、パンツスタイルになれば、なんだか活発になるのと同じ。
見た目で自分の性格も隠すことができる。
SPのような人が、黒のスーツを着ていることが多いのは、強く見える効果だし。
なりたい自分があるのであれば、そのような見た目にするとよい。
自分が、まだその見た目に届いてなくても、人は見た目に合うように努力するし、言葉使いも、しぐさもそのようになる。
できる人を見せると言うことだ。
なりたい自分、できる人になるべき努力をする。
自分の人生は、自分だけである。他人に決めてもらう必要などない。
だけど、他人から、かっこいいと言われれば、自然にそのような人間になる。
おどおどしていれば、そのような扱いを受ける。
堂々としていれば、そのように見られる。
見た目は、自分のためにするものである。なりたい自分を表現し、内面も外見も、本物にしていく努力をすればよいのだ。
私のことで、恐縮だが、私は子供の頃から若く見えて、今も若く見えることで、元気に見える。子供の頃はこの若く見える見た目はあまり好きではなかった。
同じ年頃の子より幼く見えて、姉と2歳しか違わないのに、いつもお子様扱いだった。小学校にあがっても、高学年になっても、低学年に見られていた。
貧乏ではあったけれど、洗濯したものをきちんと着ていた。洋服はほとんどなかったから、いつも学校の制服だったけれど、白いブラウスは寝る前に、いつも洗って、朝着ていた。
高価なものを着るとかではなく、自分をどんな人間に、見せるのが楽に生きれるかを考えて、見た目を作る。
TPOはとても大切だと思うし、イメージ作りは必要。
ある意味、生きる手段の一つだと思う。
人によるかもだけど、私は、自分が看護師だったため、見た目をとても重視していた。
体系は、もちろん。だって、考えてみて。
太った看護師から、生活習慣病の話をされ、「痩せましょう」と言われても説得力ないでしょ。
持病を持っているからと言って「私は持病持ち」なんて、カッコしていたら、人が寄ってこなくなる。
不幸を宣伝しても、誰も喜ばない同情されて人生を送りたくない。
子育て中、私は身体のどの部分を、大切にしていたかと言うと、
ズバリ、頭。髪だ。髪をきちんと、編み込みをしたりして、セットしていた。
髪が乱れていると、不潔感、やつれ感がでるから。
看護師時代は、ただ結んでいるだけでなく、ぜったいに、編み込みできちんとセットして仕事をしていた。(歳をとると、この編み込みセットの髪は、乱れないので若く見えるし、患者にとても良い印象を持ってもらえた)
患者から、「旦那さんがしてくれるの?」そんなわけないでしょ。「美容院でするの?」いやいや、朝早くから、している美容院なんてないよ。
いつも、身だしなみをきちんとしていると、患者からは、できる看護師として信頼される。40年間の看護師生活でかわることのないスタイルだった。
幸せなパワーは、自分も他人も幸せになる。
幸せな見た目で、暮らせる人は、時々しんどいかもしれないけれど、強くなれる。ちっとも、不幸でなくって、私って、楽しい人生を送っていると思える。
自分にかける時間を大切にすることが見た目重視につながる。見た目を気にすることは、自分をしっかりと、見つめることなので、やる気が出るし、自信を持つことにもなる。
見せかけで最初はいいと思う。見せかけ、はったり上等。最終的に本物になればいいのだから。
見た目重視万歳といつも思う。