そんなつもりじゃなかった。
こんなことが、他人とのかかわりの中でありませんか?
よくあるのは、相手があなたの話で怒ったり、悲しんだりしたとき。
誤解や相手の勘違い、思い違い、悪意なく言ったことなのに、こじれてしまう関係。
「そんなつもりじゃなかった」こんなことが起こった時は、改善しようとしてもうまくいかなかったり、何でと思う、自分の心に悩まされたり。
大切な人だからこそと思えば思うほど、泥沼に入ってしまう。
善意の人であろうとすれば、するほど苦しまなければならないことになる。
「そんなつもりじゃなかった」を訂正しようとしても、相手の心にうまれた疑心暗鬼の心は、良心よりも、強い。
「そんなつもりじゃなかった」は、本当につらい状況。
そんな人間関係になったら、ハッキリ言ってどうしようもない。
どうしようもないけど、自分が本当にそんなつもりがなかったなら、
まずは謝ろう。
次に、自分の言い分は言ってみる。相手が聞いてくれなければ、一旦あきらめよう。
時間を置くのである。
誤解をされて、相手から嫌われたら辛いし嫌だけれども、感情や思考がマイナスになっている間は、離れよう。
どんなに無視をされたり、嫌な顔をされても相手に会ことがあったら、あいさつは絶対にしよう。(学校の友人だったり、会社の人間だったり)
そして、毅然としていよう。決して、媚びを振る必要も、びくびくして相手の動向を気にしない。(だって、あなたはそんなつもりじゃなかったんだから)
相手の顔色を窺ったり、変に媚びを売ったりすると、よけいに、「やっぱり」と思わせてしまうから。
とてもつらい時間を何日も過ごさなければいけないかもしれない。
もしかしたら、相手が怒りに任せて、他の人に自分の不愉快な気持ちをぶちまけて、誤解を他の人から設けるかもしれない。
だけど、毅然としていよう。
毎日を、いつも通りに頑張るのだ。そして、変わらないあなたでいることが、「あれ?」と思ってもらえることにつながる。
「そんなつもりじゃなかった」と言う言葉が本当だったのではと。
あなたの変わらないことが、人間関係の誤解や勘違いを改善してくれる。
時間はかかるだろう、でも、自分に負けないことである。
その相手を信じることでもある。
そして、「そんなつもりじゃなかった」ことは過去のことだと、このままでは、未来に勧めない。過去は変えられないのだから。
でも、未来は作ることができる。未来は変えられる。大切な人間関係なら、未来の関係をあきらめないでほしい。
時間がかかっても、あなたの真実の気持ちを分かってもらえる時が来ると信じて、相手を信じよう。
強い気持ちを持とう。あなたが相手のことを、大切に思っていることは報われて、誤解を解くタイミングが必ず来る。
人間関係の試練は、自分が試されているのだと、強い自分になるため、本当に優しい人間になるため、自分らしく生きるため、そして、辛い人間関係を乗り越えたとき自分のことが大好きになるために。
自分のことを、自分で認められたら、怖いものなんてなくなる。