老春時代の満足生活情報発信局(お金と暮らしと占いと人生物語)

還暦を迎え、人生を心地よく過ごし、もっと魅力的人間になる「楽しく楽しく生きる」ヒント探しブログです

パワハラ上司について考えること、親孝行するなら、自分の身は守れ。

朝8時30分、頭元のスマホがなる。

 

「今日の僕は、疲れすぎてテンションが高いのでしょうか?」

 

昨日も、22時過ぎての残業をした青年が、営業所に入るまでの時間にかけてきた。

 

毎日、毎日、残業で、帰ったら、寝るだけの性格を余儀なくしている。確かに、繁忙期で、忙しいのだろうが、話を聞く限り、ブラック企業である。

 

青年は、忙しくても仕事内容が嫌いなわけではない。直接の上司が、クズだ。

 

青年に、朝早く出勤して仕事をすればよいのではと、助言を依然したことがあるのだが、職員の駐車場が朝8時以後でなければ、使えない。そのため、朝早く行くことができない。

 

今日は、青年に、「親が、あなたのその状態で、何かあるようなら会社に電話するよ。」

 

「そんなことをしたら、許さない」

 

「ならば、仕事をせめて、一時間の残業で、バスで帰り、朝バスで出ていけば、就業時間2時間前に仕事ができるでしょう。親が、あなたが倒れたら、どんなに悲しむか、考えないといけない。営業で、他人に気を使い、心身を休ませず、夜遅くまで仕事をしても、効率も悪いし、身体も壊す。」

 

「あなたの会社は、朝は9時20分からなのだから、朝7時20分に行けば、2時間の仕事ができる。夜、10時まで、仕事をしてさらに残業を、1~2時間するのであれば、夜10時に仕事を上がり帰れば、早くて11時には、身体を休める。

11時まで仕事をすれば、寝るのは、12時を過ぎ、12時まで仕事をすれば、1時を過ぎて寝ないといけない。これでは、心身の疲れは取れない。」

 

「あなたは、食事がとれず水分もとれず、体調をくずし、睡眠をとるように言われているはず。そのような状態で、無駄な残業は必要ではない」

 

「こうして、私に言うことができても親には、口を出してもらうのは嫌だというなら、自分管理をきちんとするのも、親孝行。親は、今は何も言わないかもしれないけれど、何かあれば動くよ」

 

「よく考えて今日中に、しなければいけない案件なら、定時プラス1時間。それ以上なら、朝早く就業時間までにする方向に、しないといけない。」

 

「残業してできるなら、朝早く行けば、それだけの時間は作れるのだから。」

 

「もし、身体をこれ以上壊して、仕事を辞めたら、いいことにならない。

あなたは、今の店長のやり方やパワハラに負けたことを気に病むだろうと思う。あなたの性格から、こんな店長の下で働けるかと勢いで辞めたとしても、気に入らなければ辞めればいいやと辞めたとして、次の仕事も気に入らなければやめるを繰り返すことになり、履歴書の職務歴だけが長いものになる。

その履歴書を見た人は、この人は、人間関係その他のことについてうまく、できない人間とみる。

30歳を過ぎると、あっという間に歳をとる。その勤務歴が、1~3年ごとの転職を繰り返す人間を、雇う人は、よほど人の良い会社かブラック企業しかない。

仕事が本当にできるようになるのも、面白くなるのも、5年は超えないといけない。

小学生は、1年生で入学する、勉強の仕方、集団のルール、学校の生活を覚える。

二年生で、慣れる。三年生で、好奇心、四年生で自分の立ち位置に確立5年生、6年生で学校という社会の中心になり、皆を引っ張る。

 

仕事も同じ。

1年目は、仕事を覚える。

2年目で、慣れて自分のカラーに変えていく。

3年目で、一人で仕事ができる

4年目で、自信がつく

5年目で、他の人に、教え自分も更に、向上する。

 

反抗心があることは、大切。だけどそれが、自分を追い詰めることもある。きちんと、自分のことを守れないのであれば、パワハラ上司に、負けるだけ。

 

この上司については、対処も話をしてきたけれど、あなたがしていることは、無駄なこと。あなたのやっていることは、残業をして、自分が倒れたら、わかるじゃないかと思っていない?自分を犠牲にしても誰も喜ばない。会社なんて、パワハラがあると認識することはない。

 

やり方が、間違っている。「できない」、「あなたは間違っている」といわないといけない。上の上司に気づいてもらおうと思えば、会社に言わなければならない。パワハラをする人間をかばう必要はない。と言っても、あなたの場合は、つけ愚痴をするのは、男らしくないとか思っているようだけど、それは違う。

意見を言うこと改善をしてもらうことは、働くものとして当たり前の権利

 

毎日3時間の残業をしても、週40時間を超えることはないので、会社はブラックと言わないかもしれませんが、パワハラは違う。

 

精神的に。彼と仕事をしたくないと、思っているのだから、精神的に病んでいくだけだよ。仕事は、楽しいと思えば、残業しても激務でもこなすことができる。」

 

「よく考えてみてね。さあ、今日は頑張って一日が楽しい日であるといいね。」

 

朝の短い間に、なんか難しい話をしたけれど、彼は、今の仕事にやりがいを感じているし、店長以外の課長、部長、社長たちのことは気に入っているし、他の営業所の人たちとも、うまくコミュニケーションが取れている。

 

たった一人の人がクズ、まして営業所で一対一は、きついと思う。同僚がいて、同じ価値観を持ってくれる人でもいれば違うのだが。

 

彼がまだ私に話すことで、頑張れるなら、私との付き合いも助けになっていると信じよう。