私の愛読書。
三津田冨佐子著者「60歳からのシンプル満足生活」
お金にも人にも頼らない
老いも死も怖くない
人生はむずかしく考える必要はない
生きている限り、一日一日を楽しむのみ
毎日を「一番前向きな自分」でいきていればいい
この本には、共感することがいっぱい。
私の考えとぴったり。
みんながこの人のように、生きれたら幸せなのにと思う。
私は,感想文は、苦手なので、自分との人生を比べてみようと思う。
- シンプルな生き方が元気の素
50歳で、未亡人になってからの生き方
人に頼らず自分らしく生きる幸せ
「人生、よきにつけ悪しきにつけ何が起こるかわからない」
「自分のことだけを考えて、自分のペースで生活すればいいのである」
「自分がどんな生き方をしたいのかをしっかり考え、それを貫く強い意志を持ってのぞめば、こんな幸せなくらしはない」
誰でも人間はいつかは、一人になる。
すべては自分次第である。
ほんとうに、夫婦といえども、他人。
女は、家事、子育てと労力がいる、その中で、自分の思うように生きようとすると我慢も必要。
私は、子育ては自立させて、早く自分自身の生活をしたいと、思ってきた。
今現在、三人めの夫がいるけれど、自分の思う生き方ができていると思う。
夫には、私が必要だが、私には夫は必要ではない。こう書くと、何でと思うかもしれないが、好きだから一緒にいる必要はないと思っているから。
本当は、夫婦ではなくて、好きな時に会い、好きな時に一緒にいればいいのではと思っている。
でも、夫は私が離れることの不安感で、どうしても籍にこだわった。
意味がないと思うのだが、夫の気持ちが不安で彼の生き方がそうならば、付き合うしかないかなと、籍を入れた。
だけど、それだけだ。普通の夫婦なら、妻が家計簿を管理し、夫婦で家庭を作る。
私たちの関係は、夫は家のことに関することすべてを管理する。
私は、自分にかかるすべてのお金は、自分。
籍を入れるときから、私には、子供がいるので、彼に一切のお金を出してもらわないかわりに、私に関するすべては、自分で。
腎臓病の治療も子供たちの支援も。
今は、仕事をやめて、収入がすくないが、子供たちが社会人になったので、子供たちにお金がかからなくなり、まあ今の状態でよい。
幾度となく、この同居は、私にとっては、ストレスだったのだが、夫は精神的にちょっと難がある人。
でも、本当に話せば、よくわかる人で、一緒になって10年以上だが、やっと落ち着いてきた。
私たちの関係は、二人の子供がいないので、家庭を築くというよりも、一生のパートナー関係。
お互いのできることをお互いがして、助け合うという関係になってきた。
私は、彼にいつも言っているのだが、これから先も一緒にいることが前提だけれども、人生はどう転ぶかもわからないから、自分のことは自分でしていこう。助けがいるところは、助け合おう、もし、別れることになっても、それは仕方がないと考えよう。
人に頼らず自分らしく生きる幸せとは、依存しないこと、誰かと一緒にいることは、絶対ではないから、一緒にいなければいけないのなら、無理をしないこと。
著者は、他人への甘えは捨ててしまおうと。
一人暮らしは気楽ではあるけれども、安易ではないので要注意。
「人間は、生まれた時もひとりなら、死ぬときもひとり。結局は自分のことは自分が考えるしかない。自分のことを自分以上に考えてくれる人はいないのだから」
共感します。本当に。
養護施設に預けられ、貧乏生活を経験すると、大人も親も誰も助けてくれない。
子供の頃は、貧乏人の子だからと、虐めにあうときもある。(虐めだと感じない能天気な子供だった)
*そのときどきで考えは変わるけれど
94歳になる著者は体があまり言うことが効かなくなってみると、少々弱気になることもあると言っている。
それでも、
娘には娘の人生、私には私の人生。
そうやって割り切りながら相手を気遣う関係ほうが、まことに心地よい。
*年齢にとらわれない
年を取ってからの人生を謳歌し、自分の思う通りに生きていくためには、年齢にとらわれていてはだめだと思う。
物事をつねに前向きに考えて、明るい未来を追っていること。
私もそう思う。わたしも、年よりも若くみえる。常に、まえむきで、困ったことがあっても「なんとかなる」と思っている。
*偏屈一歩手前の「頑固者」
自分の思う通りに発言したり、行動したりすることが、人様には頑固者とか、きかん坊と映ることもあるようだ。
そうなんです。頑固者は異端児扱いされたり、するのです。でも、正直でいようとすると、頑固者あつかいになりますね。
著者も「自分に正直でいるほうが、いろんな場面で妥協しながらいきたいくより、よほどわたしの性にあっている」と言っている。
正直ものが、頑固者ならいいじゃないかと思う。
*「いい子にならない」が信条です
自分の行動に正当性をもたせている自信はあったから、他人の思惑など気にしたことがない。
「他人にいい子と思われなくても平気という強さがあればできることである。
わたしも、子供の頃から、いい子でいた。、本当に「いい子」で生きることは、生き方の問題として、自分の人生を考えるとき、いい子でいるよりも、悪い子のほうが、いいと思う。
著者はこうも言っている。
意志を強く持って人に流されず、我がままいっぱいに自分の人生を楽しみたいと思うのだ。
私の考えだと、正直でいることはいい子ではいられない。
著者のこの信条は、とても強い心がないと。
*死ぬのも順番
順番と思えば割り切れる。
それまでは、人生を楽しむのみである。
第一章はここまでです。
読んでいると、本当に気持ちがいい。
若い人にも、今悩みがある人にも、読んでほしいと思う。