老春時代の満足生活情報発信局(お金と暮らしと占いと人生物語)

還暦を迎え、人生を心地よく過ごし、もっと魅力的人間になる「楽しく楽しく生きる」ヒント探しブログです

今日の出来事(助けられなかった子猫)

通勤路で、事故にあった猫。

おはようございます。昨日の事なんです。

イカー出勤をしているのですが、自宅を出て15分ほどに地点で、対向車が急にハンドルが取られたのか大きく蛇行し、はみ出してきました。

「危ない」とヒヤッとしました。バックミラーで見ると、何台か何かを避けている。

しろと黒の紐のような物が、、、、。瞬間にそれが子猫だとわかりました。

Uターンをして戻ったら、女の人三人が車道から、路肩に。ミィ、ミィと泣いています。

三人の方はどうしようという表情。

血はでていません。惹かれたのではなく、跳ねられたようです。

もしかしたら、助かるかも。

車に茶々のキャリーバッグを載せていたので、タオルに包み、動物病院に連れて行くことにしました。

勤務先に、電話して、おくれることをつたえ、でも私は少方向音痴で、病院に行くのに道がわからず。

迷いました。

子猫の声がしなくて、焦りました。

病院に着く前に、なんとも言えない声が二度しました。

病院の診察台に乗った時は、なくなっていました。

心臓マッサージをしくれましたがダメでした。

まだ、生後何週間くらいでしょうか。小さい猫なので巣が、歩いていたのだからもしかしたら二ヶ月くらいだったかもしれません。

先生は、体には骨折がないので、頭の衝撃、口の中が少し血がついていました。

唇の色が、悪くなっていました。身体は暖かいのに。さっきまで弱々しかったけれど、泣いていたのに。

もう涙が止まりません。父や母が亡くなったときも泣かなかった私ですが、胸が締め付けられるという感じです。

先生はもう亡くなっているのに、ノミがいるからノミの薬を小さな子猫の背中に。看護婦さんは、目やにで汚れている顔を綺麗にしてくれました。

先生が「この子、どうしますか」

「連れて帰って、埋めてやります」

「診察代は、何もしていませんから、いいですよ」

お礼を言って、家に連れて帰りました。

仕事を遅刻すると連絡しているので、急いで保冷庫に氷を入れてアイスノンを乗せて、その上に子猫を。

まだ、暖かい。また、涙が出てきました。

家の庭に壊れた冷蔵庫を物入れにしようと置いてある中に、そっと入れて、仕事に行きました。

この子が生きていた時間は、事故にあって、1時間ありません。私が、迷子になってなかったら助かっていたのかと。先生は、小さな子猫は強い衝撃死ぬと、この子は頭を強く打っていたと。

茶々も、迷い猫で交通量の多い場所で保護したのですが、もしも保護しなければ、このこと同じ運命だったかもと思うと、よけいに、亡くなった子猫のことが。

助けられなくて、ごめんね、ごめんねというしかなかったです。

動物の世界は、弱肉強食だけれど、人間の世界で交通事故でなくなるなんて。

親からはぐれて、危険とわからず道路を歩いていたのかな。

母親から離れたら生きていけないよね、お腹が空いていたのではないだろうか、食べ物をとっているようには、見えないくらい細い身体。

仕事が終わり、帰宅中に夫に電話。

事情を聞いた夫も泣いてくれました。

茶々を家族として、一緒に暮らしている事で、猫に対する愛情が夫の中でも大きくなっていたようです。家の庭に埋めたいと言ったら野良猫なのにと言われるかもと思っていたので。

白い布に包んで埋めました。全然、怪我もなくまるで眠っているようです。

猫は大人になる前に、仔猫の頃と毛色など変わってきます。白地に黒のぶち模様。大きくなったら、この子はきっと綺麗な猫さんだったのではと、また涙。

ほんの短い時間しか関われなかったけれど、天国ではきっと元気に遊んでるよね。

今度生まれてく時は、大人になれる時間をもらって生まれておいでねと願うしかない。