35歳まで。
男の子四人の母親の私が、子供たちに言うこと。
35歳までに自分の生き方を見つけること。
学生時代の間に、自分のやりたいことが見つかればよいけれど
社会に出ることなく、将来なんてわかんないと思うし、
母のように、子供のころ貧乏で、生きることが目標だったことを思うと、
夢を持ってほしいと思うから。
男の子だから、自分のやりたいことを35歳までに、いっぱい経験すればよい。
そうすれば、きっと自分の生き方が見えてくる。
次男坊が、高校を出て就職せずに、バイトをしていた頃.
俺って、ダメな奴かな。友達は大学に通っていたり、社会人だっりしてるのに。
と私に言ってきたことがある。
彼は、大学に行きたかったのだけれど、母子家庭で、腎臓の悪い母親にこれ以上の負担をかけたくないと考えて、大学センター試験を受けに行かなかった。
私には、大学に行って何がしたいかわからないからからと言っていたけれど。行きたかったら行ってもよかったのにと今でも思う。
別にいいんじゃないかな。大学に行っていれば、卒業まで働いていないのだし。バイトをして自分のことは自分でしているし、社会大学に入ったと思って、自分がこれからどうするかを考えればいいんじゃない。
いつも言っているけれど、高校卒業してすぐに自分のしたいことができる人は、子供のころからの夢をかなえる人だと思う。
ひとそれぞれだから、いろんなことを経験して、やりたいことや、自分のことがわかって、初めて夢を持てることができる人もいる。
漠然とした夢はあるじゃない、でもそれをかなえるにはどうしたらと、考えているでしょ。
それがわかっているから、母はお前がいい加減だと思わないし、今は大学に行っていると思えばよいよ。
何も考えず、親のすねかじりをしているならこの母だもの、許すわけないからね。
母のように生きることが目標だったら、生活を考えて働く選択もあるけれど、
人生は長い。その中で自分の意志で生きることを考える年になるのは、高校卒業務のころじゃないかな。
お前はやっと卵の殻を、自分で破って出てこようとしているのだから、一生懸命殻を破ればいい。
そしたらきっと、自分に合った生き方をみつけることができる。
誰かに何を言われても、気にしなくていい。
自分の人生を投げないで、大切にして生きていってくれると信じているから。
母は、ダメ人間だと一度もお前のことを思ったことはないよ。
35歳までに、自立する、生きるということを目標にといつも言っているからね。
35歳までに、働いていないといけないと言っているわけではなくて、生きることを、ちゃんとできるようになっているかということだから。
それに、母は腎臓が悪いから、いつまでもそばにいてあげれないから。そのことを踏まえても、35歳までだね。
子供たちが、自立しているのを見たい、それが最大の親孝行だよ。
それに、母はお前のことを信じているから。私の自慢のむすこだからね。
お前はいつも母のことを考えてくれているから、大切に思ってくれているのが伝わる。
最高に幸せな母親をさせてもらっている。いつも、素晴らしい子供たちを神様からもらったと思っている。
本当に、お前たちと出会えてよかったと心から思っている。
だから焦らず、35歳を目標に、自分の生き方を探せばよいよ。
四人それぞれの性格があるけれど、親であることは結構しんどいけれど、それ以上に大きな幸せをもらっている。
失敗したっていいじゃない、経験したからこそ価値がある。
悩むことはいいこと、真剣に悩むとよい。
生きている限り、応援するから。