よく職場の人たちの会話に、他人の評価をしていることがある。
主人の職場でも、よくあるのだけれど。
「この間、Aサンの話しているの聞いた。すごく、愚痴言ってた。」
「Aさんって、部署で、偉そうにしているって言ってた人のことだっけ」
「そうそう。」
Aさんは、以前勤めていた友人からも、結構聞かされていた。
結局、彼女は、その人の下で働くのが嫌で、やめた。
「ふ~ん、愚痴を言う人って、Bさんたちだよね」
私と夫は、職場結婚なので、以前の人間関係はわかる。
「Aさんのことは知らないけど、聞いただけだと、かなりめんどくさい人らしいね。師長の教え子で、年を取って看護師になったとか。50歳くらいだったかな。かなり自信家。写真見せてもらったけれど、きつそうな人だったね」
「友達にも行ったけれど、気に入らないなら、直接言えばいいのに。陰で、ごちゃごちゃ言うのは、ただの悪口、陰口だよね。」
「みんなの言えないわけは、師長に取り入っているから、言っても意味がないと思っていること。師長も、一緒に仕事をしたけれど、彼女は看護師の先生をしていたから、頭では理解していても、技術的な実践が自信がないみたいだったな。はっきり言えば、頭でっかち。自信がないからいい人でいようとするから、自分のそばで、仕切ってくれる人が、いると安心なのだと思うよ。それじゃダメなんだけどね。」
「でも、話を聞いている限り、その人も全然実力はないね。口ばっかり、強気で自分には、師長が後ろ盾という、トラの皮をかぶったキツネだね。こんな人は、実力でつぶせるのに、残念ね。私がいれば、Aさんの位置はなかったでしょうね。だって、私は、看護部長のお気に入りだったし、師長にも絶対の信頼をよせてもらっていたもの。怖い看護師で通っていたけれど、嫌われてはいなかったのは、あなたも知っているでしょう。怖いけれど頼りになる。何かあったときは、相談すれば解決してくれる。仕事も助けてくれる。これって、先輩としてあたりまえのこと」
「陰で物申す人は、自分に、自信がない人ばかりだと思うよ。仕事に自信があれば、相手と対等にものをいうことも、指摘することもできる。
こんなこと言ってはいけないけれど、病院のランクは低いよね。団栗の背比べみたいな看護師ばかり。注射も満足にできない看護計画も立てれない、死後の処置もできない。外科や内科、緊急病院の経験もない他の病院では,使い物にならない人ばかりのあつまりだもの。精神科の看護婦が馬鹿にされる訳が分かった。
私が、腎不全で体をあまり動かすことができなくなったことと、いつかは精神科ではたらいてみたいとおもっていたから、務めたけど。
びっくりしたよ。
全然医療行為ができない人ばかりで。心電図もとれない。病棟で、ドクターに心電図を取ってと言われても、誰も動かない、私、はいったばかりだったけれど、取りましょうかと言ったら、びっくりしたような顔をされたわ。
インシュリン注射の単位を間違って、投与したのもびっくりしたけど。あのときは、本当に準夜ではいってきて、患者の状態が変だから見に行ったら、低血糖状態。なんで、血糖値が800近くあった高血糖の人なのに。なんと、4単位を4ccうっていました。なんてことが、いろいろありました。
本当に、看護師とは名ばかりで、実力なし、その人たちが偉そうに物申すなんだから。でも、反対に自分の看護師としての質を落とさないように、勉強したけれど。」
「こんな人たちの集まりだから、人の悪口ばかり。文句があるなら実力、仕事の力で黙らせればいいと思う。実力がないから、ドクターにも信頼されないし仕事もい加減。精神科は、医療技術が必要がないから、悪の強い人が、威張る。」
人間観関係において、ごたごたするのは、実力もないのに、トラの皮をかぶる人がいるから。上の人間に取り入るのがうまい人がいる職場。
実力もないのに、ただ長い勤務歴だからと役職に抜擢されたひとがいる職場。
人としての人徳がない人が上司の職場。
人間関係において、務めてすぐのころは、情報収集。
能ある鷹は爪を隠すでいいと思う。
人間立ち回りはうまくしないといけない。
資格を持っているのなら、その資格のプロにならないといけない。
実力のあるものには、人はある意味一目置く。
働きやすくしようと思うなら、自分が自信の持てるスキルを作ることである。
仕事のできる人間は、職場では信頼される。
学校と同じである。優等生の言うことなら、周囲の人たちは信じる。
資格が取れたその後の、勉強でスキルアップを常に心がければよいのだ。
スキルアップには、経験は大切。
陰で物申すひとたち、同じ穴の狢から、出ておいで。他人のうわさ話で盛り上がるのは楽しいかもしれないけれど、私からすると、ただただ、めんどくさい。
職場では、実力のある人ほど他人とは、一線を引いている。くだらないうわさ話なんて必要がない。職場での、うわさはほぼ同じ、他人への妬みからの悪口。
仕事は仕事。自分のやるべきことをすればよいと思う。
人間関係は、そつなくするのがよいかもしれないけれど、シークレットでいるほうがよいと思う。
良い人を演じてはだめ。足元を見られる。
人は、その人がシークレットであればあるほど、興味を示すが、何も言わずにっこりと笑顔で、交わせばよい。
もしくは、公私混同はしないのと言えばよい。
わからないことは、勝手に妄想するだけ。本当のことでなければ痛くもかゆくもない。
陰でものを申す人たちは、結局のところ自分に自信がないいい加減な人たち。信頼に値しない人と心にとめるべし。