老春時代の満足生活情報発信局(お金と暮らしと占いと人生物語)

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看取りについて

同僚から、聞いてくださいと。

昨日、Aさんの食事介助をしていたら、Sさんに、

看取りなんだから無理して食べさせないで。もう、やめて。

と言われたんです。

私は、看取りといっても、家族に高齢であるし、延命治療を望むか

 

当施設で、看取りとするかを、確認して、施設でということだと

思っているのですが、看取りと言ったら、食事は食べさせなくて良いのでしょうか。

 

一概には言えないけれど、看取りだから、食欲がないからといって食べさせないのは違うと思う。

 

食欲がない原因を、探して見て、ご本人が、もう看取り状態なら、無理に食事をさせることはないと思う。

 

ただ、食事を食べないことに、何かの原因がある場合は、高齢者でも、看取りではない。

 

元気な人でも、風邪を引いたり、熱があったりすれば、食欲が落ちるから。

 

Aさんの場合、足が蜂窩織炎のようになって、そのため熱が出ていたから、

 

食事は嫌がったけれど、介助すれば、食べてくれたんじゃないの。嚥下も良かったと思うけど。

 

嚥下が悪くなったの?

 

いいえ、口元に持っていくと、少し嫌がるけれど、飲み込みは良かったです。

 

そう、看取りと言ったら、食べたくなければ食べさせなくて良いというふうに、

考えている職員は多いね。看護師もね。

 

施設に入っている高齢者は、実際に、家族も、何かあっても治療を考える家族は少ない事もあるかもね。

 

特養は、亡くならないと次の人が入所できないから、そのことも、原因の一つかもしれないね。

 

私も、看取りと、体調が悪いことは別と思うし、看護師が、「看取りだから」と言ってはいけないと思う。

 

看取りなら、何があっても良い、なくなるリスクをあげても良いと、おもわない。

 

家族には、了解を取っているから、という考えは違うと思う。

 

私は、高齢者施設が、二件目だけれど、以前は老健だったので、看取りは少なかった。

 

それでも、看取りだからとは言わなかった。治療できることはしていた。

 

特養は、なくなるまでいることのできる場所という事なので

 

看取りだと、治療を優先しないのかもしれない。

 

本当に、姥捨山

 

チョット、怖い感じがする。

 

高齢者は、少しでも体調を崩したら、見殺しということかな。

看取りに、入ったら、積極的な治療はしない。

だからといって、食事を食べさせないというのはどうか。

施設に入所すると、あんに殺されても文句は言わないということかも。

 

見殺しが当たり前なのかな。

 

これが、高齢者たちの現実。

 

施設に入ったら、死あるのみ。

 

怖いね。