自立させること
子育ては、自分の人生を自分で考え大切に、思い通りに生きていくことを、教えることではないかと考える。
昨今の、虐待で亡くなるお子さんのニュースや、年老いた両親に殺される子供、反対に、大人になった子供に殺される親。
豊かになったからか。
ゆとり教育と言って、教育現場で競争がなくなったからか。
自分の子供の頃は、競争は当たり前。クラス対抗、試験の順位。
いじめもあった、だけれど、強い子が弱い子を守ることも。
最近は、引きこもり、学校に行かない子。
私の子供も、二人中学登校拒否になった。
明るい引きこもり。私が、気にしなかったから。
行きたくないならしょうがない。でも、リスクを背負うことを話す。
そのリスクを抱える強い気持ちがあるなら行かなくていい。
行きたい時に行くと良い。
中学は義務教育、行かなくても卒業はできる、でも高校は、そうはいかない。
高校だけはいってもらうから、その覚悟で中学を棒にふるならふりなさい。
学校教育は、特殊な集団生活の場。
年齢の近い感性や考えることが、同じである。
だからこそ、子供たちは社会に出るまでに、小さな集団生活で悩みの解決の方法、
トラブルの対処、年の離れた大人達の対応、社会のルール、家で、躾を教えてもらい
集団生活で、生きる知恵を学ぶ。
思いやり、目標を仲間と達成すること。
学校生活で、生きるための社会に出て行く準備をする。
この経験は大切である。
家に引きこもっていては、一人で生きていけない。
誰かに依存しなければ別だが。あっ、この時点で自立ができているか。
孤独に耐えられるか、自分の周りに誰もいなくても良いか。
など、など色々な事を話しをして、三男、四男は、不登校してました。
今は、それぞれ、高校も出て、社会人になっています。
親として思うのだけれど、私の親がいるあで言うネグレスト。
自分のことしか考えていない両親だった。でも私の子供の頃は、結構多かったのじゃないかと思う。
今のように、大人になれない大人が子供を作り、自分の所有物の扱いはなかったのではないかと思う。
まだまだ、高度成長期のなでも貧乏人という人がたくさんいたから。
生活をするのが一生懸命だったり、子沢山だったり、ゆとりなんて言葉がなかったと思う。
だから、1日の食事が、学校の給食だけでも我慢しても平気だった。
貧しいことは、ハングリー精神が生まれる。
与えてもらえないから、大人になったらと。
自立をさせることは、行きて行く強さを教える事。
自立を教える事で、親も子離れをする。
長い人生、子育てなんて人生の一部。
子育ては、楽しいし、無条件に幸せを子供達はくれる。
立派な人にならなくても、お金持ちにならなくても、
人殺しをせず、人を騙さず、盗まず、幸せを感じる人生、生まれてきてよかったと
思える人生を送れる子に育ってくれたらいいじゃない